【世界初】「YouTube100億回再生」の教育ユニコーンがすごい
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動画がバズるにあたっては、フィリピンが鍵となりました。江南スタイルが世界で流行するきっかけとなったのも、実はフィリピンなんですよ。フィリピンの人は英語を話し、ポップスとダンスが大好きです。人口は1億人と多く、フィリピン人は世界中に散らばっています。ソーシャルメディアの浸透率も高い。
注目のコメント
YouTubeではじめて100億回を突破した動画をご存じですか。
「Baby Shark」という子供向けの英語ソング、お子さんをお持ちだと知っているという方も多いかもしれません。
「ベイビーシャッシャッシャッ」という中毒性のあるサウンド、これを作り出しているのも実は、韓国の会社なんです。
その共同創業者を直撃してみると、「バズる歌」を一曲作ったというだけでは全然満足していない。ディズニーやBTSをベンチマークし、IP(知的財産)ビジネスを手掛けていくためのしたたかな戦略を知りました。
この会社のやり方は、キャラクターIPをたくさん持っている日本の戦い方を考える上でもとても参考になると感じています。いろいろな成功企業から学ぶ、というのは1つのやり方ですね。それにしても子供x英語xYoutubeマーケットへの着眼がすごいと思います。少し前のBusiness Week (もしかしたらEconomist)によると、世界中で英語を教えるInternational schoolの需要が高まっているそうです(一方で白人の先生しか雇わないので問題だという記事でした)。
追加:全然違う話ですが、世界中で問題になりつつある子供の「TikTok Brain」nの記事がWSJにありました。
https://www.wsj.com/articles/tiktok-brain-explained-why-some-kids-seem-hooked-on-social-video-feeds-11648866192?mod=itp_wsj&ru=yahooストーリーテリングで示唆に富んだ内容でした
・子供向けスマホオンライン学習開始(2010,時期尚早)
・複数PoCを回しfeasibility study
・アニメミュージックビデオにpivot
・scaleを考えyoutubeをプラットフォームに選択
・グローバルを視野。「英語学習」へ
・英語圏でもニーズあり、グローバルでPMF
・繰り返し、ダンスなど自国K-POPの得意技を活用
・競合や市場分析もグローバルで捉え自社戦略へ
・出生率×人口でメインターゲット絞る
・キャラクターをIP化しdefensibility強化
・MAやIP買収でさらなる拡大
・新しいプラットフォームにもすぐに参入
戦略がスマートですが、改めて驚くべきは、創業当時の2010年から、子供向けオンライン学習をターゲットにしていた点です。当時は時期尚早でも先見の明があり、pinkfongの成功は必然であるようにも思えてきます