【シニア危機】「働かないおじさん」はなぜ再生産されるのか
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高収入なのに働こうとしない40歳のことを「働かないおじさんや窓際族」という。
当記事はなぜ働かないおじさんが生まれるのか?問題を生み出す構造やその解決策について書かれている。
個人的に働かないおじさんが生まれるのは、自己決定権が与えられない日本の雇用システムが原因だと思う。
会社からの一方的な異動、成果が給料や昇格に結びつかない、給料は年功序列など、会社が社員の人生を決める権利を持っている。
そのシステムの中にいれば、誰でも自分で頑張ろうとは思わなくなる。
さらに年功序列で給料が上がるのも、別に頑張って働かなくて良いと感じる人を増やす助長になっている。
もちろん全てを社員が決める必要はないが、ある程度は自分の頑張りが正しく反映されるシステムに切り替えなければいけないと感じる。
注目のコメント
大企業の早期退職募集のニュースをちらほら目にします。若手社員と比べて高収入なのに、それに見合った仕事をしていないシニア社員のことを最近では「Windows2000」と呼んだりするそうです。
一方で、少子高齢化が進むこれからの社会では、70歳まで働くことが当たり前になる。このままでは、企業や組織からは風当たりが強くなり、国からはもっと長く働けと、個人が板挟みの状態になります。
パーソル総合研究所はこういったシニア人材の調査や提言を継続的に行っていて、今回のインタビューでは上席主任研究員の小林祐児さんから、企業、個人に向けた処方箋についてもうかがいました。
本記事で興味を持たれた方はぜひ、今月末発売の小林さんの新著『早期退職時代のサバイバル術』も読んでいただきたい。このテーマは世代や企業規模によらないビジネス課題であり、このエコサイクルをうまく設計できる組織は、シニア人材を媒介して企業の知見を伝達し、カルチャーを醸成していけるように感じました。働かないおじさんが社内にいるとして、そのおじさんが高給取りだとしても若者たちはそのおじさんの年齢になるまでに20-30年も掛かってしまい、それまでは搾取の対象になってしまう。年金もこれまでと同じようにもらえるかもわからない。
そんな中でこれまでと同じように働くなんてもはや、若者には出来そうにありません。管理職も大変そうだし、それ以外に出世や給与待遇向上の方法も限定されてる。それが問題。
そもそも論、日本企業はスキルマップもリストも定量評価すらも全然しておらず、定性的なものが多い。これを是正しつつ取り組む必要はあるのだろう。