エアークローゼット、「⾐服廃棄ゼロ」を実現へ
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注目のコメント
衣料品ごみは73%が焼却処分されるといわれている中で、完全再利用/リサイクルを実現できたのは、再資源化のための最適なルート構築を実現したからだと思います。
エアークローゼットがリサイクル先と発表したPANECOは、廃衣類・廃レザーを主原料とした繊維のリサイクルボードです。
全ての衣服を繊維の種類毎に分離して元の素材のように再生させることは現代の技術では困難ですが、PANECOにする場合は様々な繊維が混ざっていても問題ないとされており、現実的な余剰繊維の受け入れ先となります。独特の質感を活かして、サステナブルなアートの原料として各方面で採用されています。
https://paneco.tokyo/news/
エアークローゼットは日本環境設計のBRINGプロジェクトともタイアップしており、ポリエステルはポリエステルへ、綿は綿へリサイクルする取り組みを行ってきました。衣服の中でも、素材ごとに選別・分離しやすいものとしにくいものがあり、性状に応じた複数の受け入れ先を持つことによって、完全リサイクルが実現しやすくなったものと思われます。PANECOについては知らなかったので松沢さんのコメントがすごくわかりやすく勉強になります。ありがとうございます!
日本環境設計もエアークローゼットと同じくスタートアップ。2017年12月期だけ決算公告で業績を開示しているのですが、当時で売上高6億1939万円、純利益2億9936万円です。直近はさらに業績が伸びてそうですし、同社にとっては上場するメリットもあると思います。今後どういう意思決定をしていくのか興味深いです。
参考:エアークローゼット創業以来初の黒字転換を支えた「循環型物流システム」とは?
https://newspicks.com/news/6756086