「首都圏ほぼ満杯」 児童養護施設「18歳の壁」撤廃も若者支援の実効性に課題
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このような現状や年齢の見直しと、見直しに際しての物理的サポートと心理的サポートの充実も大切な点ではないかと感じる。
見直しをしてから実際制度が機能するまでにも子どもたちは成長していく。また、再トラウマ化が起こらずに回復をしていくための児童養護施設の逼迫した現状に対する環境整備も必要である。
そのため現状に対して
①アフターケアの充足や児童養護施設からアフターケアへの丁寧な連携
②児童養護施設において、他者との信頼関係構築につながる安全感の回復や、心の傷へのケアが可能な体制
も引き続き進めていく必要がある。
これらを、当事者の声やニードを聴き、当事者と共に考え実践していくことが大切である。
そして、例えば細やかな多様性の担保を民間が、基盤の体制整備を政府や自治体として、といった役割分担をしながら検討していけるとよいのではないか。児童養護施設に限らず、里親制度においても、毎年約2,000人の18歳がそのままり社会に放り出されてしまいます。それでも正社員で就職できた子は50%に満たず、あとは厳しい環境に放っておかれて誰も知らん顔というのが実情。
たった2000人ならば、NPO云々じゃくて全国の大企業が受け入れをすれば十分足りるんじゃないかとすら思います。
親のない孤児たちを18歳で見捨てる国でいいのだろうか。18の壁撤廃には賛成です。
ただ、支援期間を区切るのではなく、児童養護施設を出た後もフォローし続けられるコミュニティや仕組みこそ必要なのではと思います。そういった努力をされているNPOも多々あると思いますが、ソーシャルインパクトボンドの制度なども活用して、その努力を財源で支え拡大していく仕掛けこそ大事かと。