【3分解説】トヨタの「全工場」がストップした理由
NewsPicks編集部
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3/1、トヨタの全工場が一日ストップしました。その原因は、サプライヤーのサーバで起きた「ウイルス感染」。
部品メーカーのシステム障害で、なぜトヨタが全工場を止めなければならなくなったのか。そもそも、ウイルス感染とはどういうことか。
専門家の方によれば、ここ一週間ほど、こうした被害の報告が相次いでいるそうです。みなさんの会社でも、「不審なメールに気をつけて!」という注意喚起がなされていたりしませんか?全く他人事ではない、もうひとつのウイルス感染について解説します。サプライヤのランサムウェアでトヨタの国内全工場が何故ストップしたかを深掘る記事だが、その「真の理由」は未だ不明である。
「一台の車は約3万点の部品からできているが、このうちの一つでも欠けると完成しない。このため、トヨタは国内全工場を止めるという判断に至った。」と解説があるが、これが理由だとはなかなか考えづらい。
OEMとティア1がつながっているグループ全体の発注システム、あるいは生産管理システムに何らかの影響があったことで、全体稼働を休止せざるを得なかった可能性がある、トヨタのシステムに何が起こったか。更に、僅か1日でそれらのバックアップシステムが稼働開始し、2日から再稼働できたBCPの仕組みにも大いに興味がある。weakest link と言う言葉がありますが、サプライチェーンの中ではどこか1つが弱いとその影響が全ての会社に及ぶことをまざまざと教えてくれました。多くの企業(群)にとって対岸の火事とはとてもいえない事件だと感じます。