ロシアのSWIFT排除「日本も対応」 林外相、市場影響を注視
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軍事支援ができない日本にできることは経済制裁しかありません。
そして考えれば誰でもわかることですが、日本の置かれている地政学的立場を考えれば、そう遠くない将来に、台湾有事などの理由で、日本が先頭に立って経済制裁を各国に呼びかける日が来る可能性があります。
だからこそ今、日本がしなければならないのは、その日が来ないように、侵略には高い代償がつくことを独裁国家の為政者に知らしめることなのです。
G7の他国が行うから日本も”穴にならないよう”後追いで協調する、と言うことでは決してないのです。
岸田さんは人の話をよく聞く方とのことですが、残念ながら今のところこうした大局観や政治的信念はやや欠けているようにも見えます。
今からでも遅くはないので、断固たる日本の決意を示してほしいと願います。ドルを握る米国とSWIFTが本部を置くEUはSWIFTに直接的な影響力を行使できるのでしょうが、そうした力を持たぬ我が国は「政府の対応を検討する」といっても、ＳＷＩＦＴの決定に受動的に対応して善後策を講じるほかないんじゃないのかな （・・?
「（G7の）皆さんがやって日本だけやらず『穴』にならないよう、米国や欧州と足並みをそろえた」とする「政府が既に発表した制裁措置」も、目下のところ、一歩引いているように感じないでもありません。かつて世界の１５％あったＧＤＰが６ほどに下がるに従って、日本の影響力は落ちている。日本の３分の１ほどの経済規模のロシア、３００分の１の北朝鮮の動きに翻弄される世界を目にすると、なんだか複雑な思いです。核保有国が挑む力による現状変更は日本にとって対岸の火事でないだけに、外務大臣も難しい判断を迫られていらっしゃるのでしょうね・・・ （・・;日本もothersとしてロシア外準に保有されています。まさかキャッシュで持っているはずがないとして日本国債と仮定すれば、BOJ保管でしょう。ドルとユーロが参加している以上、「注視」して何か変わるような事態ではもうないと思うのですが・・・なお、高市さんのコメント報道を見ると、未だに第一弾制裁も実施されていないというのは本当なのでしょうか。
