東大より入試倍率が高い「東京藝術大学」現役院生が語る「天才」と「挫折」の瞬間
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忘れてほしくないのは、東大は二次入試の倍率を抑える措置をしているのであり、共通テストの大本にあたる共通1次は東大の足切りのために導入された側面があるということです。
そのため、東大より入試倍率が高いことは何ら不思議ではありません。
大事なのはそれくらい、一般に芸大の門戸が狭いこと。だから東京藝術大学に集まってしまいます。
本来、デザインなどまで広げて考えれば、その必要性は高いと思いますが、そうした実用面の広がりと、その社会への還元の体制が整っていないからこれだけの高い倍率になるということかと。
芸大からの社会進出の経路をどう整備するかもまた大事なことです。それが無いから芸大の数が限られ、このようになります。とりあえず、東大と比較しておけば、PVは稼げるという目算があるかもしれない。
芸大のすごいところは、センターとかの学力は人並み以上に備えた上で、芸術系の実技もスゴイというところかと思う。