地域住民との「対話の場」に。東原会長が「日立オリジンパーク」にかける思い
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注目のコメント
企業博物館は企業が社会に与える影響やその大きさを実感でき、新たな発見が沢山あって面白いですよね。
JX金属グループの「日鉱博物館」も、鉱山の発展や鉱石、日本の資源について学べる、とても興味深い博物館でしたので、「日立オリジンパーク」とセットで巡るとよいと思います。(同じ日立市内でも車で30分程度かかるようです。)
日立オリジンパークは社会課題解決の歴史を大きなテーマとして掲げており、実際にカーボンニュートラル・環境配慮施設として社会における自らの存在感をアピールしています。このように、カーボンニュートラルを企業博物館から達成していくこは、取り掛かりとしては良さそうですね。企業が(顧客とは異なる)市民・住民と対等の立場で対話をする機会はこれまでそれほどなかったのではないでしょうか。2019年のビジネスラウンドテーブルの宣言では、顧客(Customers)とコミュニティ(Communities)とは異なるステークホルダーとして示されています。ステークホルダー資本主義時代において企業がコミュニティとお互いにとって意味ある関係性をつくることは益々重要になります。記事中にある「東原の理想は、市民側からの「こういう街にしたい」という思いに対して、日立が支援・貢献する形だという。」、まさにここを企業としてどのようにつくっていくか、そしてそれが地域と企業双方とって有意義な活動になっていくかが注目されます。
こういった民間の博物館が、地方で多様な人たちが一緒に議論をしたり、交流して何かを産み出すきっかけになる場になれば面白いですね!
地方移住をして周りを見ていると、地方では多種多様な人が対話出来る場所は意外と限られている印象を私個人は受けています。(都会でもそんなにあるのかは正直分からないですが・・・)
地元の同質性の高い人たちが楽しく仲間として時間を過ごすことが多い印象があります。それはそれで素晴らしい一方で、異なる意見をぶつけ合ったり、全く違う専門分野の人が力を合わせる場があれば、もっと何か色々なものが地方からも生まれるのだろうなーと感じています。
日立の博物館が、来場者の起業家スピリットを喚起しながら対話出来る場となれば、地方を盛り上げていくための色々なアイデアが生まれるかもですよね。
ぜひ日立製作所には博物館のコミュニティマネージャーを採用していただき、色々なイベントを実施していただき、実例をどんどん出していって欲しいです!