東京23区の人口減「テレワークで移住説」は本当か
東洋経済オンライン
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興味深い記事です。特に最後の結論の意味が大きい。23区の人口減はテレワークの普及などの要因より、経済が止まり働く機会が減ったり、不動産価格の高騰なのではないかというもの。政権にとってはテレワークがうまく進んで都心への集中が緩和したというのは、政策がうまく働いている事例として利用できますが、経済が止まって、、、というのは痛いところを突かれることになります。一つのデータでも浅い分析と深い分析では、意味するところが180度違ってしまいます。とても良い記事だと思います。
この記事の結論は、最後、都心を離れる人は2種類あると結んでいます。「テレワークが出来る仕事をしていて、都心にこだわらない人」と「都内のマンションの価格高騰および賃貸費用の高騰によって都心に住めなくなった人」です。
この中間、ハイブリッドパターンもあるでしょうね。「100%テレワークではないが出社頻度が減ったので住居費の高い都心を離れ、通勤時間の長さを受け入れよう」というパターンです。
私も、自分の部屋がほしい年頃の娘2人を抱え、だいぶ都内で住居を探したので痛感しています。そして都心の新築マンションで3LDK以上タイプ(ファミリータイプ)の間取りは少ないです。少ないからこそ、さらに希少価値もあがるということで築30年でも1億越えとかは普通になっています…。