米テキサス州がメタを提訴 顔認証の情報収集で法違反
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ここで論点となっている顔認証データは写真をアップロードした際の「この人は◯◯ですか?」とタグ付けを促すアレですね。
個人の同意なく生体データを集めてはいけないか?生体データはどこまでか?このあたりが法律に触れるかどうかです。イリノイでは数百億円規模で和解しましたが、州ごとに訴訟されるとなると流石にキツいですね。。
メタは企業としてこの辺りのガバナンスが緩すぎるし、個人データを扱うことの緊張感が緩い。このデータの扱い方を間違うと人々が気持ち悪い、と言うことがピンと来ないのでしょうかイリノイ州では既に顔認識の問題への和解金を支払っており、今回は別件でテキサス州のケースということです。テキサス州では以下の法律との掛け合いになるということです。
Texas AG sues Facebook for allegedly collecting facial-recognition data without consent
https://www.cnbc.com/amp/2022/02/14/texas-sues-facebook-parent-meta-over-facial-recognition-privacy.html
Capture or Use of Biometric Identifier Act
https://statutes.capitol.texas.gov/Docs/BC/htm/BC.503.htm
Deceptive Trade Practices Act
https://statutes.capitol.texas.gov/Docs/BC/htm/BC.17.htm
州毎に異なる基準を設けている米国内のリーガルリスクはまだ非常に高い状態ですね。今の世の中、完全オフラインの人以外は本当の意味で守られているプライバシーは少ないですよね。
誰でも自由に自分の個人情報がどのように使われているかを瞬時に確認でき、必要に応じて削除依頼できるようにできる共通のシステム仕組みづくりが必要です。例えばブロックチェーンによる個人情報管理し、AIによる即時照会があれば人的管理も少なく済むハズです。