NY州、マスク着用義務撤廃へ 大半の屋内公共施設で 10日から
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注目のコメント
誤解が多いようですが、ニューヨーク州のマスク着用義務の撤廃は、状況の顕著な改善によるものです。すでに、感染者数はピーク時の1/10未満に減少し、30%を超えていた検査の陽性率も平均的に3%程度まで改善し、市中感染のリスクが十分低下したとの判断で、マスク着用義務が撤廃されています。
「コロナに対して無効であると判明したから」などという理由ではありません。ニューヨーク州はこれまでも陽性率などの指標を根拠に、ルールをフレキシブルに変動させてきました。例えば、今後再度陽性率が急上昇するようなことがあれば、マスク着用義務は再導入されるものと思います。
そうでなければ、様々な国から訪れた多様な人種に、マスク装着をしてもらうことはそう簡単ではないからです。
同様に、病床の利用率がすでに私の医療機関でも1/8まで減少したため、通常運転を再開し、本日から会議もin personが可能とされました。あくまで全て感染状況の変動(ここでは改善)に応じた対応です。
大きく文化も感染状況も異なる現在の日本に、このニュースから適用できることはあまりないと考えていただいてよいと思います。状況が改善したから着用義務が解除されたのだから誤解しないように、とのコメントはその通りだと思いますが、状況が改善されていた昨年10~12月期の日本でそんな話は1度も出ませんでしたよね、という点が大事だと思います。特に誤解ではなく、やはり日本はおかしいと思います。