フェイスブックとインスタの欧州撤退を警告-米メタ、データ規制巡り
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選択しているユーザー
Metaがどうとか欧州がどうとかの問題ではない。ユーザデータはユーザ自体に帰属するもので選択権は個人が持つべきもの。ユーザーが自分で管理できれば全く問題なくなるCloudではなく、Decentralized computingで管理するべきだと思います。重要なのは「どこ」ではなく「誰」が管理できるか。
注目のコメント
またメタか。。。
と思った人も多いかもしれませんが、どちらかというとアメリカとEUの規制当局が話し合いで合意する必要があります。
メタだけでなく、アメリカ国内法とEUではプライバシーに関する法律で差があり、EUが求めるレベルに至っていないとして、大西洋を越えられない、とされていた問題。
メタとしてはアメリカの当局にプレッシャーをかけているので、至極真っ当な主張のように感じます。
ちなみに日本はEUと相互に規制を確認しあって適用に移転ができるようになっています。そっちの方がホントかよ、と思いますけどね。
【追記】
Facebookがデータを移転させたいのは広告のターゲティングに使いたいからです。少なくとも表向きは。恐らくアルゴリズム的に国ごとに別々に対応するのはコスト的にも手間的にも大変になるからでしょう。もしかしたら別々にするのは技術的に無理なのかもしれない。例えばアメリカの広告主が「全世界でお金持ちに対して不動産販売の広告を出したい」となった時に、アメリカ人には1000万人、EUには 0人、日本には100万人、となってしまうからかもしれない。
アメリカにデータを送るな!監視されるぞ!広告を打たれるために俺のデータをアメリカには送るな、というのがEUの主張でしょう欧州本社の企業にいた経験から言えるのは、ヨーロッパの個人データに関する規制は、アメリカよりかなり厳しいので、この内容は理解できる気がします。
海外に比べて、日本の個人データ取扱は、非常に厳しい方であり、一般的にはアメリカより厳しい印象ですが、ヨーロッパの基準の厳しさには驚いたので、アメリカ企業からすると、ヨーロッパレベルは、かなりのギャップを感じることでしょう。欧州撤退はないでしょうから、折り合いをつける手段でしょうね。以前の欧州企業の場合でも、半年ほど対策検討に時間を要したものです。海を渡ると、個人情報取扱は、厄介で時間を要するものです。この手の行政や立法府もっと言えば国民国家とのコンフリクトによる人質外交的な局面は昨年のオーストラリアもそうだが今後とも長期的に続く過程のひとつだろう。
しかし同社については今日発表のピーターティールのボード離脱のほうが私は気なります。設立間もないエンジェル投資以来トランプ劇場など意見の不一致を見ながらもなんとか続けてきた彼が今辞める事の意味や如何に。
中間選挙に備えるためとか憶測も呼んでいる。妄想としては彼自身がキャンペーンランしたら野次馬としては楽しいかもしれない。不謹慎だがどうせしないだろうから。