日産がエンジン開発終了へ まずは欧州、日中も段階的に
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技術は一度止めてしまったら、元に戻すのは相当な苦労がある。
日産はフランスの会社の子会社なので当然であるとは思うが、私はホンダの時にどれほどの失望を感じたか。
内燃期間の技術開発を止めてしまっては、今までの確信はなくなり廃れるのみ。
電池で動くおもちゃ同然の車両は、寒冷化すれば不便この上なくなるというのに、温暖化などという地球のサイクルを人間のせいなどと思いこまされていることに残念でならない。
だからこそよりクリーンな内燃期間と緑化などの環境整備が必要なのだが、人間とは自分を含め、愚かなのだなと感じる。
注目のコメント
EVシフトのメリットとは、EVの開発効率の高さを享受しつつ、手間のかかる内燃機関開発の店じまいを進め効率で厳しい内燃機関開発比率を落としていくところ。その余力をデジタルに投下するのだ。いわば、技術とマーケット戦略を読み込み、どのタイミングでエンジン開発の流れを打ち止めるかという判断である。一定量のエンジンは残るため、闇雲に中止という構図ではない。その中で欧州向けをユーロ7を契機に開発を打ち止めるとい決断はそれほど違和感のある話では無いのでは無いか?
アメリカで「テン・ベスト・エンジン」を14年連続受賞した日産のVQエンジンシリーズ。最後に受賞したVQ37VHR(3.7L V6 DOHC)搭載のフーガに乗っていると感じられる、踏めば踏むほど吹き上がる音と回転数。7500回転まで回した時の高揚感。重量級セダンをグイグイ走らせるパワー。国産NAエンジンの最高峰だと思っていますが、もう終わり。
1つの時代の終わりですね。あくまで報道で会社リリースではないが、リスクを取った形。ホンダもほぼEVに振り切っていると思うのだが(ただ正式に発表はしていなかった?)。
EVシフトがスムーズにいけばコストを圧縮できる。一方で自社技術開発や、発電源のシフト、バッテリー資源やリサイクルの確立などの遅れなどが発生して後ろずれしたときの、技術オプションが減ったり競争力の差が出てくる。
日産の場合はe-POWERと呼ばれるエンジンを回して発電してそれで駆動するシリーズハイブリッドと言われる方式とワゴンやスカイラインなどで一部HVを持っている。
HVは、当たり前だがエンジンの改善と、回生機構やバッテリーなどハイブリッド部分の改善の組み合わせで改善していく。
HVは継続するということだが、内燃はやらないという部分は、技術オプションを一個減らす選択肢に見える。ここらへんは、①でコメントしたように、トヨタのHV含めた投資の強さが窺えるし、どういう未来となっても対応する布石をとっているように感じる。
そして、1000万台グループとして、日産ルノー三菱、トヨタ、VWがいるわけだが、アライアンスで3兆円ほどの投資(②)。一方、トヨタはBEVで電池含めて4兆円、それに加えてHVなどで4兆円。投資を全方位で続けられる強さが金額面でも際立つ昨今。
①https://newspicks.com/news/6667398
②https://newspicks.com/news/6625559