【過去最高】中国ベンチャー投資がスゴいことになっていた
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企業・大富豪に寄付を迫る共同富裕、IT企業規制に学習塾規制、ゲーム規制、米国上場規制、米政府による中国企業制裁……
2021年の中国は民間企業にとって辛い事件が多発しました。米市場、香港市場に上場した中国企業の株価も世界的な株高とは逆に下落傾向でした。
イグジット後の企業価値に期待が持てないとなると、ベンチャー投資も尻すぼみになりそうなものですが、ところがどっこい、投資額はなんと前年比倍増という爆発的な成長を遂げています。
いったい中国ベンチャー投資に何が起きたのか?
ブローバル・ブレインの中国投資担当、He Jieさんにお話をうかがいました。
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https://newspicks.com/topics/china/2020年からのIT企業規制強化により、起業家が減り、中国経済の活力が低下してしまうという声をよく聞いていました。
一方中国では、有望なスタートアップ企業が巨大IT企業に買収されてしまうというケースが多く、スタートアップvsビッグテックをテーマとした「創業時代」というTVドラマも放送されています。
近年の規制強化を受け、巨大プラットフォーマーからの圧力が減り、逆にスタートアップの活力が再び高まっているのかもしれません。
中国のテック企業と言うと、BATのような巨大プラットフォーマーが注目されがちですが、真の強みはスタートアップ企業の裾野の広さにあると思います。必見です!中国テック規制というザックリした印象だけで、中国のベンチャー投資を捉えていると見誤るということがよく分かる良記事です。
こんなすごいことになっていたとは。正直、投資のリターン得られるかどうかはわかりませんが、これだけリスクマネーが供給されたら、いろんな人がチャレンジするでしょうし、新たなベンチャー企業が次々生まれてきそうですね。
日本だと国民やマスコミの批判や政治家の口出しなどで政府系ファンドは失敗も多いのですが、権威主義×政府系ファンドは上手くいくのか、壮大な社会実験でそういう面でも興味深いです。