英首相がウクライナで首脳会談 ロシアを強くけん制
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ロシアの富裕層は、資産の多くを国外に移しています。彼らもロシアの政府と通貨を信用していないのですが、最も多く資産を移している先が、英国です。
ロシアの富は、石油や天然ガスの輸出を含め、まずプーチン大統領周辺の政商に吸い上げられ、英国やキプロスに移転されています。
そのため、ロシアに対する経済制裁では、英国が1つの要になります。英国内にあるロシアの政商たちの銀行口座や不動産といった資産を凍結することが、経済制裁を有効にするために必要と見られているからです。
どの時点でロシアへの経済制裁を開始するにしろ、英国政府が英国内のロシア資産を迅速に差し押さえることが、重要なポイントになります。軍事面だけではなく、そういった打ち合わせも複合して進められています。
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https://www.jiji.com/jc/article?k=2022012900406&g=intジョンソン首相は、この問題に関わる気など、本音では全くないのではないでしょうか。彼は今、宴会醜聞や北ア問題から国民の目を逸すことに躍起です。
香港問題ですら言うだけ番長状態です。言わんやウクライナをば、というところ。ジョンソン首相の影響力が、今や怪しい。ジョンソン首相は、パーティーゲート疑惑(ロックダウン中に何十人もの政府職員が深夜まで飲食しながらパーティーゲームに興じていた)、ロシアからの献金疑惑などで、不信任決議の危機にある。下記記事の題名は、「ボリスジョンソンはパーティーゲートから生き残れるか?」というものである。
https://www.francetvinfo.fr/monde/royaume-uni/royaume-uni-boris-johnson-survivra-t-il-au-partygate_4936735.html