リモート時代の今、グーグルがオフィス取得に1100億円超を投じる意味
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うちの会社もこのコロナ禍真っ最中に新オフィスを建設中です。
どこの会社でも仕事内容により物理的なワークスペースに縛られるワーカー、場所に制約されることなく働き続ける事ができるワーカーがいると思います。うちの会社も当然そのような会社です。
今回のコロナ禍においての経験によりテレワークにすべきもの、リアルな方が効率的かつ人と人との相乗効果が得られるものが少し見えてきました。
例えばテレワークでも社内ミーティングはできます。でもそこにいるという緊張感がどうしても抜けてしまいがちです。
また、決まった時間に決まったテーマについて話し合うミーティングが主になってしまいます。新しいものを生み出すには人と人の雑談、偶然の会話から生まれる事が多いような気がします。
そのためテレワークも前提のひとつだが、それを前提とした社内の出会う場所が必要に思います。フリーアドレスのオフィスとなる予定ですがうちの会社の実験はどうなるか楽しみです。Googleとは規模感が違いすぎますけどね。
注目のコメント
実験をし続けることが出来るのがリーディングカンパニーの強み。批判的な声が多いものの、このままフルリモートでイノベーションが起き続けるとは確かに考えにくい。現時点では、作業的な時間はオフィスである必要がなく、自宅で充分物足りるものの、問題解決などコラボレーションが必要な業務は対面の方が有効的というのが多くの人の見解だろう。よってワークステーションは減らしてフリースペースと会議室の拡充に動くと思われるが、それだけであればレンタルオフィスの方が効率は良いと思ってしまう。
リモート技術の更なる進化で、現地に数人そしてスクリーン越しに数人というハイブリッドミーティングがマイクのエコーなど気にせずスムーズに実施される日は近いはず。あとはコントロール外の通勤をどう対処するか。サテライトオフィスを複数配置するスタイルも考えられるものの、通勤が長い日本独自のスタイルも模索する必要がありそうですね。リアルなオフィスへの回帰欲求は、欧州で暮らしている周りの友人知人を含めた感覚値とも合います。ただフル出勤に戻ることはないと思われます。
パリのWeWorkも日に日にテナントが増えています。グーグルも、シェアオフィス事業との併用なんかも視野に入れているかも知れません。オフィスへの回帰ではなく、新しいハイブリッドモデルの創造。誰もリアルの重要性は否定しない。一方で、リモートで十分な業務はリモートでOKであるべき。つまり、リアルの重要性は相対的に高くなるということだ。そのとき、リアルのオフィスのあり方は、かつてのオフサイトミーティングのためのべニューみたいな存在になる。Googleが作るオフィスが従前以上に豪華になるのは、まさにそれが理由。日本企業の殺風景な、ダサい作業場みたいなオフィスはますます不要となる。