エヌビディア、アーム買収断念の方向と報道、独禁問題がハードル
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あれだけの逆風のなかスプリントをTモバイルとの合併で仕上げた孫さんの神通力も今回は通じなそうな風向き。さすがにこれだけ反トラスト機運が高まり、半導体はその中でも世界中でサプライチェーンスタック問題が取り沙汰されており、当局はもとよりGoogleやMS以下全ての顧客からも嫌がられて、とうとう断念に至るかという話。
これにより最も痛手を被るのはソフトバンクG、直近の調整があるとは言え買収合意事よりエヌビディアの株価は2倍近くも上がっておりその分見込んでいた含み益が吹き飛ぶ。ARMを単独IPOさせるとのことだが現下の市況ではかなり厳しいプライスメイキングとなるだろう。ソフトバンクがIPOさせるという案もあるらしい。
その方が第三者的には納得する人が多いと思う。
半導体業界はどの企業も大金を手にしてるけど、独占的な地位を得られるほどには大きくなるのは難しいんだろうな。
国の産業技術の源泉となる部分だからARMの買収なんてできないとは思ってた。
時価総額だけで見ると、エヌビディアとAMDの勢はすごいけど、稼いでる金額を見るとインテル、クアルコム、サムスンとかの方が上。買収条件についてであれば話し合えば良いこと。認可の見通しが立たないということかな。実のところ、NVDAにとって取り下げによるマイナス要素は大きくないのかもしれない。アームはIPOするか、当座そのままいくのか。