DXの壁は中間管理職? 40代「関わりたくない」4割
日本経済新聞
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30代ですがこの見出しに違和感を感じます。
40代や中間管理職という内的要因に目を向けるのではなく、
1.短期的成果が求められる組織的構造
2.失敗をリカバーできない人事制度の構造
3.子育てや部下育成など非財務的指標の成長の負荷が集中する世代的構造
こうした外的構造から問題発見・課題解決することが重要かと思います。
このように外的構造を見ずに内的要因に目が向いてしまうバイアスを「基本的な帰属のエラー」と言います。
やれ40代が、やれ中間管理職がという視野の狭い議論にならないことを願うばかりです。
注目のコメント
"4割"という数字のインパクトに驚きつつも、DXなりイノベーションなり、変革を伴う動きの成否が、必ずしも人数の多さに比例するわけでもないということは一方で感じる。
実際、新しいアイデアを思い付いて上司説得のために社内を熱く駆け回っている人を思い起こすと、ほんの一握りの稀有なミドルレイヤーの方が一人でブンブン立ち回っていたり。結局、何割が関わりたいと思っているかということよりも、そもそもそうしたイノベーター的な存在がいるかorいないかが、企業変革・社会変革には重要かもしれない。
(社員全員がDX=変革に前のめりな改革派揃いだとそれはそれで崩壊してしまう)
また、裏返すと残り6割もの人は、レベル感の差はあれどDXに前向きということ、これはけっこう明るい事実だ。
ただ一方でこの不確かなのは、ここでの"DX"が本来の意味でのDXとして捉えられているかという点。よく"DX=デジタルツールの活用"と捉えられていることも少なくないので、その意味で後ろ向きとの回答が4割もあるとすれば不安は残る。