留学経験者の「4割以上」が経験を仕事に活かせず! 理由は?
コメント
選択しているユーザー
注目のコメント
語学習得を目的に留学している人の満足度は低くなる傾向にありますね。
・語学はその気になれば国内でも十分に身に着けることが可能なので、「留学すれば語学が身に付く」と思っている人は環境に依存し、主体性が欠けているので、留学しても学習成果がそこまで高まらない
・さらに、語学学校に留学してしまうと、日本人で固まる傾向がある
語学を「使って」異文化交流を通して多様な価値観から学んだり、新しい研究に触れることが大切なので、語学習得を前提とした留学を目指すことが大切ですね。留学といっても、思い出作りなど様々な目的があると思いますので、4割以上という数字は決して驚きではないようにも思います。例えば、3-6か月ほどの短期留学であれば、仕事に活かせるスキルを身につけることは、現実的ではないのも事実。
留学経験者として驚いたことは、現地でも日本人同士で生活をし、現地での友達作りなど、語学を学ぶことをクラス以外で積極的に行動することを躊躇している留学生が、意外と多いことです。きっと目的が違うからかとも思います。
いずれにせよ、短期留学をした方が、しないよりは確実に視野も広がり、直接的でなくとも自分で気づいていない点で、目に見えにくい点で考え方などに生かされていると思います。
そして、留学期間が長ければ長いほど、可能性は確実に広がると思います。私自身、当初一年の語学留学のつもりでしたが、一年近く経った時に「仕事にどう活かせるか?」と自問した結果、延長して最終的には留学4年、現地での就職6年で帰国しました。海外での経験は、視野が確実に広がりますので、ぜひお勧めします。どの時代の、どれくらいの期間の留学かによって体験は大きく変わってくると思います。
留学のときに注意すべきは同じ日本人同士、アジア人同士で固まらないようにすることではないでしょうか。
自分が得た最大の財産は人脈です。いまだに連絡をとりあって、現地に行ったり彼らが日本に来たりするときには一緒に食事をし、仕事でもお互い助け合って、ということができており、海外にいって非常に良かったと思います。
いま、自分の周りをみていると「面倒くさいから」「こわいから」「日本にいても十分情報がえられるから」などの理由で留学を忌み嫌う人が昔より増えている気がします。しかし、虎穴に入らずんば虎子を得ず。現地に自分の身を投じないと体験できないことが色々とあるので、自分としては強く留学をおすすめします。自分の研究の転機も、海外にいるときに雑務に忙殺されることなく頭から煙が出るほど研究に没頭できたことがきっかけでした。