【直撃】月20ドルで作家を助ける「執筆AI」の実力
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シリコンバレーのエンジニアかつ、SF小説家でもあるジェームズさんが作ったAIツール「Sudowrite」。文章を入れるとその「続き」を書いてくれます。私も実際に使ってみて、その自然さに驚きました。
一番面白かったのは、創業者のジェームズさんがこのサービスを作るきっかけ。ご自身が書いた小説の「続き」を書かせたところ、その結末に開いた口が塞がらなかったそうです。私も、AIが書いたラストを聞いて、思わず「おおお…」とつぶやいてしまいました。
自分でも気づかなかったテーマ性を読み取ってAIがフィードバックをくれたり、自分が生み出した登場人物と会話ができたりする未来は、そう遠くないのかもしれません。正直、とてもわくわくしています。小説家の発想支援ツールとしてGPT-3を使う執筆AI「Sudowrite」。公式サイトによるとブレインストーミング・バディとのこと。まさにAIとの協働ですね。GPT-3はスゴイのですが、ビジネス用途で上手く使うのは案外難しいです。こういった支援ツールの方が価値が出しやすいでしょうね。
GPT-3以前ですが、ブログ自動生成ツール http://articoolo.com/?lang=ja が面白かったです。アフェリエイト稼ぎというニーズがあるので行けるかと思いましたが、Googleは自動生成ブログ対策しているという噂も聞きました。
そういえば日本には定型文という文化があり、「直子の代筆」 http://www.teglet.co.jp/ttp/ という素晴らしいソフトがあります。(90年代に使ってましたが、まだ販売中でした!)GPT-3を組み合わせて、気の利いた挨拶文やスピーチを考えてくれるようになって欲しいですね。ついにAIが創造性の領域にまで存在感を示してきました。ここが人間の最後の牙城と捉えることもできますし、どのようにAIと協調するのかという問いもあるかも知れません。単純作業の代替はシンプルな世界ですが、創造性の世界はそうはいきません。創造性の世界でこそ、AIとの向き合いを前提とした人間の存在意義が問われるのだと思います。