ごみ袋にマイクロチップ、捨てた量を厳しく管理 「ごみゼロ」先進地はここまでやる
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日本で12年連続リサイクル率トップの自治体である鹿児島県大崎町も、焼却炉の新設が困難であったことが、ごみゼロを目指すきっかけであったといいます。差し迫る必要性が、住民協力を得ることに繋がったという部分が共通しています。
カパンノリ市は、住民にごみ処理費用を示したうえで徴収し、資源にならないごみはさらに重量に応じて課金しているムチの部分、分別を徹底して資源にできた分の処理コスト削減分を還元しているアメの部分を、うまく使い分けていると思います。
もうひとつ注目したいのは、ごみ処理のIoT化です。ごみ箱やごみ袋、商品などにICチップやQRコードをつけて循環を管理する取り組みは、世界中で公共・民間問わず色々とありますが、個人識別情報と紐づけて管理するところまで到達してないところがほとんどであるため、先進的な事例として注目したいです。各家庭に渡されるごみ袋につけられたマイクロチップがイタリア版マイナンバーカードにひもづけられ、各家庭のごみの量を把握する。イタリアの「ゼロ・ウェイスト宣言」の街、カンパノリの光景です。世界で500ある「ゼロ・ウエイスト宣言都市」のうち、300がイタリアというのは驚きでした。
私の町も同じようなシステム。各家庭に割り当てられたゴミ袋を追加購入しようと思うと結構高い。
IOT化はまだ無いものの、袋に氏名記入が義務化されていて、未記入や分別の不備があると回収してもらえない。
自然とゴミの量は抑制されます。
また、ダカーポのような取り組みはとても良いと思います。
イタリアは古くからの工房都市が多く、壊れた家具や日用品等を職人たちが修繕し再利用する文化が根付いています。(日本も昔はそうだったんですけどね、、、)
こうしたリペア、アップサイクルと言った経済システムは将来も人の手や専門技術が不可欠で、環境のみに関わらずAIに代替される雇用の面でも期待できると思います。
イタリアは破綻しかけてる財政等でよく悪い例として引き合いに出されますが、SDGsやサステナビリティが叫ばれる前から「スローライフ」や「スローフード」といった活動が広まっており、環境に対する意識は見習いたいところがあります。