「やたらと“エビデンス”を求める人」と「陰謀論にハマる人」、その意外な共通点
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注目のコメント
医学の文脈で語られるエビデンスと、ビジネスやメディアなどで語られるエビデンスは殆ど別物です。文脈って大事ですね。
ちなみに、エビデンスが無いということは「科学的根拠がない」ということであって、「やってはいけない」や「やると悪い結果になる」と同義ではないことに注意が必要です。
皆がエビデンスのあることだけをする世界にはイノベーションは生まれません。エビデンスという言葉がずいぶん軽くなってしまったと感じます。
とてもそう呼べないほどの低レベルな単発のラボデータだけでエビデンスだと主張する例(というか業者)も見かけるようになりました。
こういう言葉は権威があってしかも一般人には重みの違いがよく分からないので"使い勝手がいい"のです。
その"エビデンス"、エビデンスあるんですかと言いたい。そう呼べるほど信頼できる手法で得たデータですかと。
レベルいくつのエビデンスですかと尋ねるようにしてもいいかもしれない。「エビデンスは?」という反論のパターンは、審査する立場なら別だけど、ひと言で言うとつまらない、芸がない。反論する側がエビデンスを出しながら反論するのが良筋でしょう。それで議論の展開も速まるわけで、効率化する。反論のための反論なんて時間の無駄でしかない。