海外株投信に7兆円流入 個人マネー、日本株選ばず
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グローバルファンドを運用する身としては喜ばしい流れですし、うちの会社では任される仕事もポジションも国籍は完全無視なのですが、やはり日本人として自国の株式市場には魅力的であって欲しいという気持ちがあります。
一方でビジネスモデル、革新性、技術、経営陣、ガバナンス、成長余地、どれをとっても欧米の方が一歩も二歩も先を行く業界やビジネスがあり、私のグローバルファンドでは同じ業界・ビジネスの中で投資先を選ぶと日本の企業は入ってこない傾向があるのも現実です。なので私のファンドで保有しているのはいわゆる「日本の十八番」の業界・ビジネスに偏重しています。
日本の株式市場はグローバル投資家にとってはマクロ・ベータリスクをとる短期トレードの市場という位置づけが長らく根付いてきましたが、この数年、自己変革をすることでその殻を打ち破る会社が多く出てきています。長期投資に耐えうるビジネス、株主価値を伸ばす経営陣のマインドセット、革新意欲のある企業がもっと日本で出てきてくれることを願っています。岸田政権はとりあえずこれに逆行してる様に見えるのが残念です。。
注目のコメント
長期積立分散投資をする人が増えていて、その投資対象として全世界株式や全米株式を選ぶことが多い。日本市場に投資される金額は全世界であればごく一部ですが、まずは投資が根付くことが重要なのだと思います。日本のスタートアップも資金調達が容易な状況が続いています。無理矢理株式投資で日本市場に投資をするように誘導するよりも、スタートアップが多く産まれる素地をつくる、積極的にスタートアップに就職・転職する環境を整えることが大切だと考えています。
インデックス投資なら、海外を選んでも、かつ、長期投資となればマクロの指標見るくらいで問題ないけど、やはり下落局面で安いバリュー投資として個別を拾いたいとなると、自分が生活するにあたって、時差のない地域への個別企業への投資を選好したくなりますね。