博報堂、グループ全体で早期退職者100人募集 満50歳以上・勤続5年以上が対象
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注目のコメント
定年を、どう乗り越えるか。
早期退職に応募する人たちの中には「退職後をどう過ごすか」というテーマが大きくあるのではないか。60歳で一旦退職し、再雇用契約で給料が数割ダウン。でも、仕事内容はそれほど変わってないんだけどね、みたいな。
さらに65歳になれば、いよいよ本気の退職。サラリーマンを永らく続けていると、ある日から突然通うべき場所も、肩書きも立場もなくなってしまうことに、間違いなくトマドウはずだ。
60〜65歳で世間に放り出されるなら、まだ元気な50代の内に次のステップを模索する人が出てくるのは、自然な流れなんだろう。
せっかくだからこの際、組織に縛られず、お年寄りを相手に、人と人のつながりをベースにした心地良い仕事を目指してみてはどうだろう。カラダが元気でさえあれば、70歳過ぎても続けることは可能だ。事実、現役最高齢は、74歳という方もいる。
収入だって頑張り次第ではあるが、昨年は年収900万円(ガソリン代等の必要経費含む)を超えた人が1名出た。800万超えの方も8人ほどいらっしゃった。
やっただけ収入に直結するので、年齢や体力に合わせた働き方ができるのもいい。そしてなんと言っても、買い物に困っているお年寄りに、毎日「ありがとう」と言われながら仕事ができる。
どーだ。移動スーパーとくし丸の、販売パートナーと呼ばれる個人事業主になるって、選択肢の一つになりはしないか。最近、一部上場会社を退職してとくし丸を始める人が増えてきてるのは、やはり時代なのだなぁと、つくづく感じる。
https://www.tokushimaru.jp/あわせて、アルムナイ・ネットワークも公式化して強化したら良いと思います(既に着手されているかもしれませんが)。
退職者にとっては情報交換の場があることは貴重ですし、企業側からしても、退職者に業務委託や副業の形で切り出した業務を引き受けてもらうこともできますから、双方にとってメリットが大きいと思います。また退職者を大事にしているという企業姿勢は、社内外からも好意的に受け止められますしね。単なる早期退職ではなく「ビジネス変革を踏まえた」と書いてあるだけでこんなに納得感が強まるとは。
業種的な難しさももちろんあれば、若手層の人材流動性が高まっていることも背景にあるはず。
あとは勤続年数に応じてインセンティブが働く設計の見直しも必要ですね。