量子コンピューターは9800億円市場に。2021年は「転換の年」
コメント
注目のコメント
量子コンピューターによって、大量演算が必要な問題に対して、圧倒的に速く計算可能になることが期待されており、日本の情報技術系の企業は投資意欲を強めています。
ただ、まだ実用段階までには距離があるので、辛抱強く投資が継続される必要があります。
将来性を信じて、短期的には過剰な期待をせずにいるのが健全だと考えています。米調査会社IDCは、世界の量子コンピューター市場が2027年に86億ドル(約9800億円)に成長するとの予測をまとめました。投資額が急増するなど、IDCは21年が「量子コンピューター産業にとって転換の年」と指摘しています。
こちらの関連記事も合わせてどうぞ。
https://newspicks.com/news/6337328
・すべてのビジネスは「量子時代」に備えよ
(日経ビジネス・2021年11月09日)20年の市場は4億1200万ドル(約470億円)とみられ、ネットワークによる量子コンピューティングサービスの提供も含めて27年には20倍強にまで急拡大する見通し。
政府系機関や民間投資会社、企業の研究開発などによる量子コンピューター分野への投資額は、27年末までに164億ドル(約1兆8700億円)近くに達するようです。