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今後10年間の天文学・宇宙物理学 展望報告書 「Astro 2020」を読み解く - 須藤靖

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    忠北大学 天文宇宙科学科 教授

    専門家にとっても読み応えのある記事。アメリカでは各所でディケイダルサーベイについてのプレゼンが行われており(実際私も聞く機会があった)、周知が徹底されているように感じました。

    >引用
    『それにしても、コミュニティーが膨大な時間をかけて、これだけの詳細な将来計画に対する展望を完成させる米国科学の層の厚さと底力には脱帽せざるを得ない。巨大化した科学プロジェクトはもはや一国では実現不可能であり、国際共同研究が不可欠だ。そしてその枠組みにおいても、経済力、つまるところ人口は本質的なファクターとなる。ヨーロッパにおいてすでにEU諸国を中心として大型計画が共同で進められる体制が確立している理由もそこにある。米国の3分の1の人口しかない日本が、これらのプロジェクトすべてを主導することはおろか、網羅的に参加することも賢い選択とは言えまい。
     日本学術会議では3年ごとに推進すべき学術プロジェクトを選定しマスタープランとして公表している。天文学・宇宙物理学分野でもその作業が現在進行中であり、今回のAsro2020は大きな影響を与える。日本がどのような体制で、世界と共同して今後の天文学に貢献していくべきなのかを検討し、その結果を実現するためには、日本学術会議が文部科学省、さらには政府と密接に協力して、人材育成と研究体制構築を確実に進めていくことが不可欠だ。それなしには、すでに顕在化しつつある日本の地盤沈下を食い止めることは不可能である。』


  • ロータリー・マッチング 代表

    米国では10年おきに、アカデミー(学術団体)が提案されているプロジェクトを詳細に検討し、結果を公表している。
    Astro2020は、米国科学・工学・医学アカデミーが母体となって作成され、目的は以下の五つとのこと。

    (1)天文学・宇宙物理学とそれを支える技術に関する現状の概観
    (2)天文学・宇宙物理学における最も重要な挑戦的課題を同定し、コミュニティーの将来戦略を方向づける
    (3) 2022-2032年に推進すべき課題に対する研究戦略を立て、最優先で実行すべき研究を順位を付けて推薦する
    (4) 予期せぬ必要予算の変更や新たな発見に対応して研究を変更するルールを明確にする
    (5) これらを実現するための人材育成、コミュニティーが抱える問題点解決のための方策を提案する。


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