データを武器にできないマーケターは生き残れない時代が来た
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マーケティングの効果測定はまだしも、予算の戦略的配分は本当にブラックボックスに思います。そのことが、重要な経営施策の一つであるにとかかわらず、CMOや外部エージェント頼みになり、本当の意味で経営での判断が十分にできていないケースも多々あるのように思います。
データでマーケティングを可視化する意味は、マーケティングを経営のアジェンダとして意味のあるものにすることに他ならないでしょう。
電通も含めて、今後は付加価値を誰が提供できるかの勝負になるでしょう。ある意味で本当の実力勝負になりますし、経営としても曖昧な判断を繰り返していては、株主への説明責任を果たせなくなっていくでしょう。データ分析は大事だしデータをエビデンスにすることは大きな組織で下克上的に意見通す武器にもなります。ただ皆んな頭いいので、データ一辺倒になると、全員同じトンマナでサイトを作って、同じ色の服を作って、同じようなタグラインが世の中に出ていく。同質化したマーケティング施策をするのであればマーケターは必要ないです。本記事にあるように、考える、そしてどうすればスパイクするのか、ときにクレイジーにクリエイティブにアウトプットしないと、蓋然性だけ強調された中身スカスカのアウトプットになってしまう。そのことを念頭においたうえで、仮説とデータのよいサイクルを回すのが大事かと思います。
コロナ禍などで環境が変化するなか、データをマーケティングにどう活かしていけばいいのか?元ネスレ高岡さんとサイカの平尾さんにご対談いただきました。
結局トップの意思が大事、データ活用はあくまで手段、マーケティングはコストセンターではなくプロフィットセンターだ──いろいろな金言が飛び出しましたが、一番面白かったのが、「マーケティングが上手な会社ほど『未来』のためにデータを活用している」。
たしかに、データ活用というとなんだかんだ過去の分析に終始しがちなイメージです。言うは易く行うは難し。私もデータを使う機会があるので、ぜひ意識したいなと思いました。