【早わかり】Facebook問題は、格好のケーススタディだ
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近年のFacebookのゴタゴタを体系的に知ることができる良記事です。
「独禁法」の問題は、連邦取引委員会に目をつけられる程、Facebookがグロースしたということであり、SNSプラットフォーマーがここまで辿り着くという、いわば「最長不倒記録」ように思えます。
残り3つの問題「個人データの扱い」「コンテンツモデレーション」「アルゴリズム」は、利益至上主義が引き起こした、組織的モラル崩壊に見えます。
規模・業界・テーマは違えど、似たような歴史を辿っている企業は過去にも山ほどあるかな、と。
今後、さまざまなテックが、未知の領域で業績を伸ばした時に発生する問題の重要事例として、しっかりと記憶しようと思います。まさに「格好のケーススタディ」
注目のコメント
誤情報の拡散、分断の広がり、若者のメンタルヘルスの悪化…
この4年あまり、Facebookについて様々な問題が報じられてきました。
なぜ、ここまで批判されているのか。正直、追いきれていない読者の方も多いかもしれません。
そこで今回、ここ数年で出てきた問題とそれに関連する資料を読み込み、「何が問題なのか」を4つのポイントにまとめました。
Facebookが直面している課題は、この20年インターネット業界が急速に発展してきたことに伴う「ゆがみ」が現れたものだと思います。どのような問題が生まれていて、今何を議論すべきなのか。そのたたき台となれば幸いです。テレビでも同じことが起きましたよね。視聴率というエンゲイジメントを高めるために、色々な編集上、また番組構成上の工夫ばかりを繰り返し、結局面白くなく、うざったい感じになって視聴者がyoutubeや Netflixに流れました。
ユーザー視点でサービス設計をし続けないと、サステナブルになりません。Facebookがテレビメディアのような古臭いものになってきているということ。
以下の東洋経済の記事でも解説があります。
参考) Netflixに共感する人が爆発的に増えた納得の訳
https://toyokeizai.net/articles/-/460687?display=bFacebookの問題点を4つにまとめたレポートで、わかりやすい。個人データの取り扱いが杜撰というのが1番の問題なのではないでしょうか。個人データは個人のものではなく、Facebookのものっである。そう考えているようにみえます。アルゴリズムも、個人やコミュニティの安全や安心、豊かさを増幅するものではなく、Facebookのエンゲージメントを強めるためのものになっています。
コンテンツモデレーションも、個人やコミュニティの幸せを考えていないことに起因している。攻撃されても仕方ない、お互いが憎み合うことも仕方ない、誹謗中傷もFacebookのエンゲージメントが上がればいい、という殺伐としたプラットフォームをつくってしまいました。