そこまでやるか、ESG開示 義務ではなく戦略に
日本経済新聞
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気候変動に対して義務と考えて対応しいる企業は、いつまでたっても収益には繋がっていかないと思います。
義務ではなく、長期戦略として捉え、真摯に対応している企業は、ブランドイメージ向上、企業の価値創造につながり、結果、収益向上に上手く繋がっているのではないでしょうか。
気候変動や環境負荷低減化対策が上手く収益につながっていないのは、課題に対して真摯に対応しているかどうか、企業の姿勢が透けて見えるからではないかと思います。SDGsとESGは大きな時代の潮流です。努力目標ではなく必達の経営課題として捉える企業しか生き残れない時代になりつつあると思います。背景にあるのは株主資本主義の限界です。これが自然界に持続不可能な負荷をかけ、鬱など精神疾患により人間性を脅かし、地域社会などコミュニティの存続基盤まで脅かしています。かと言って企業は利益を出さなければなりません。この関係性が、従来はあちら立てればこちら立たないトレードオフでしたが、トレードオンとして並立可能を実現するな企業が出てきました。その代表例がこの記事にあるユニリーバです。その手法は包摂的成長と呼ばれています。多くの日本企業も早く取り入れないといけないと思います。