トヨタ、22年半ばに新型EV 脱炭素化に向けて本格展開へ
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今回の報道は、既に発表済みのEVシリーズの展開の具体的情報。そこまで説明しなくてよいというくらい細かい説明があり、トヨタがEV展開遅れているという論調もあるが、ちゃんとやっているし、やればできるんだよという声が聞こえる感じ。来年から本格展開ということは、もう既に開発実質完了で量産体制の調整中ということだし、その次の段取りもされているはずだ。
外の雑音が大きいのはリーダーなればこそ。充電の利便性はトヨタの問題というより社会課題だし、バッテリーの機能・耐久性もトヨタに限らない共通課題。更には、そもそも発電で脱炭素化されないなど、社会基盤ができていないから、圧倒的リーダーとしては最優先にまだできないというとで、豊田社長もしばし問題を指摘してきた。
日産が赤字構造化したのを単純にゴーンのせいだとしたがる声もあるが、これも単純すぎで、確かにリーダーの責任だが、電動化に過剰に力を早くいれ過ぎて未だにビジネスになっていないという点は大きい。アマゾンもグーグルも先頭ランナーではなかったが、しっかり基盤を作って大きく展開して今がある。先頭が勝つわけではない。次の展開を見守りたい。
注目のコメント
日本での導入に際して、価格設定が気になるところです。
以前の情報では希望小売価格は500万円とのことですが、国のCEV補助金制度を鑑みた金額設定を考察することで、生活者が購入するEVの価格帯が見えてきます。(補助金ですので、税制改正タイミングの見極めが必要となりますが)
*500キロ走行で500万円ということであれば、単純比較ですがテスラのモデル3と近い価格帯です。スペック比較ができないところですが、ローンチ時期からすると、テスラのモデル3に加えてYと競合する可能性がありそうです。廃棄物処理業界で働く身としてEV車両導入は積極的にしたいところですが、処理場などに行く際は地方が多く充電を考えると二の足を踏んでしまいます。
特に充電ステーションが満車で待機長いと仕事に支障が出てしまう。
充電時間短縮とステーション数の更なる増加は必須だと思います。
脱炭素化に向けて進むためにも、
政府による再生可能エネルギー主力に、
安定電源確保への道筋も早急な対応を願うばかりですね。日経の記事にコメントをしましたが、世界初のキャパシタ&バッテリーのハイブリッドEVになるかも。
https://newspicks.com/news/6311438
でないと電池容量を90%で維持しつつ急速充電することは、現在のリチウムイオンバッテリーではどんな正極材料を使おうと実現出来ないからです。
キャパシタはテスラも手掛けてますが、トヨタも実は取り入れようとしていました。ホンダも過去にキャパシタ推しでしたので、コストの問題がクリア出来れば日系メーカーのEVハイブリッド(EHV?)が来年話題をさらうかもしれません。