「教育には保育園より幼稚園」と誤解する人の盲点(東洋経済オンライン)
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うちの娘たちはすでに大学生ですが、娘たちが幼児のころ、正に、保育園は教育をしないので、幼稚園に転園させようと思い、いろいろ見学をしました。当時のわたしは、「教育」のひとつとして、文字を教えること、が気になっていました。見学した幼稚園では、たなばたかざりにひらがなで願い事がかかれていました。保育園では字を教えていませんでした。
結局わたしは、保育園をやめて、娘たちを英語で保育をするプリスクールに移しました。まあ、これは教育というよりは、英語を優先したのです。日本の認可保育園では英語は全くやってませんでしたから。
その間に神戸から東京に転居し、東京でも英語のプリスクールに娘たちを入れました。しかし、東京で別のところに転居するときに、近くに英語のプリスクールが見つからなかったため、下の娘を最後に東京の区立保育園に1年半入れました。英語はまったくなかったけれど、とてもよい保育園でした。
結局のところ、公立小学校に入れてしまえば、それまでの努力や出費はほとんど水の泡です。小学校入学までに頑張りすぎると、小学1年生の生活がつまらなくなってしまうかもしれません。ひらがなは小学校で習えば十分。
幼児期は、毎日楽しく遊んでおいしいものを食べて、あたたかい気持ちでいられさえすれば十分かと思います。娘たちも、何も覚えていません。幼稚園に勤務していました。全体の目標を設定する幼稚園に対して、個々の目標を定める保育園は素敵だな、と、正直思っていました。
幼稚園の中にも、個々に合わせた指導をするところもあるし、保育園にも全員にまとまった行動をさせるところもあります。
どちらも「良い子」で、いなければならないのは、子どもの側からすると「本当になりたい自分」からは遠ざかっている気がします。ウチの14歳は7か月から公立保育園でしたが、有名私立幼稚園出身の私がいまだに日々感動しているのは、洗濯物をピシッと畳めること、シーツもピシッと敷けること。私より上手です。
保育園の先生とは今でも仲良くさせてもらっていますが、感謝しかないです。ウチの子どもの変わった才能も認めて伸ばしてくださいました。
なお、保育園のクラスメイトのうち2人、御三家中学に進学しています。
クラスメイトで保育園からお受験幼稚園に転園した人もいましたが、行方知れずです。