「輸出量はたった4年で300倍に」茨城県がメロンの海外展開を大成功させたシンプルな手法
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1人の優秀なプロデューサーが、いたからこそ。
海外展開するための、多くのノウハウが語られている。特に、高齢化、人口減少するであろう日本の市場だけに頼っていてはいけないという話は、グサリと刺さる。
さらに最後まで読み進むと、単純なノウハウだけではないことが分かる。
●最後は人間と人間の関係であるため、「この人と一緒にやっていきたい」という気持ちを持てるかどうかが鍵である。
●海外展開を成功させる上で何よりも重要なのは、ノウハウやコツを知っていることではなく、その地域に住む人々の強い情熱だ。
要は、数値化できない、人間力ともいうべき総合プロデュース力ではないだろうか。ジグソーパズルのような、たくさんの要素を適確に選定し組み合わせ、ビジネスの仕組みを構築させていく。
海外展開だけではなく、ビジネスを軌道に乗せるために欠かせない、プロデュース力を持った人材が中心にいなければ何事も成功といわれるステージまで導くことはできないものである。もはや「え?まじで?結局、やる気の問題?」と思う方、多いでしょうね。
これまで業界の方々、どれだけ外販の苦労をせずに仕事してきたのか、ただ興味がなかったのか、よく分かりませんけど。ただ担当者を招待して現場見させるだけで売れるとか、とっくの昔から出来たことだと思います。
記事内にも書いてありますが、旗振り役が不在なんでしょう、慢性的に。もちろん一部地域に関しては未だに放射能汚染の煽りも受けてます。そこを加味しても農林水産品の輸出事業エリアは、まだまだ真っ青のブルーオーシャン状態です。これから輸出拡大を想定した有機農業が定着してくれば、更にポテンシャルは上がっていくはずです。
実はこれ、国産の他の土産物や物産品にも全く同じことが言えるんですよね。興味は持ちつつ、誰か引っ張ってくれないかなと、指を加えて待ってる所は少なくない。
やる気、出した方がいいと思います。
やる気出せば売れるだけのブランド力がこの国にはあるのですから。
【追記】
ちなみに、これは雑貨輸出と同じ視点では読んではいけない記事です。国によって当然規制も異なりますし、検疫の問題もあります。ただし、そこへの対応・準拠も含めての"やる気"です。
輸出該当地域に関する法制度にも目を通さず、「現状のまま売れないなら大変そうだから〜」といって距離をとっている事業者がどれだけいるか。
海外農産メーカーともなれば、北米・欧州・アジアの規制を横並びにして、最も厳しい基準を"厳しいとこどり"で採用して栽培管理に導入するところまで対応しています。だからこそ我々の食卓にもさまざまな国と地域の食材が集まってくる。
そこまでの努力をしているか?いや、してないよな?商売のために、そのくらいの努力をするやる気は出した方がいいんじゃないの?という話だと思います。日本の果物は圧倒的なクオリティがあります。海外で日本よりおいしい果物がある国をみたことがありません。昨今では農業にもデータドリブンな生産が少しずつですが普及はじめているので、生産性の効率をますことができると思います。日本の果物がブランドになり、農家の方々の努力が世界に評価される日がくるといいですね!