【徹底図解】COP26開幕。絡み合う「気候変動」のイシューを解きほぐす
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初めは「3分でわかるくらい簡単にまとめよう」と宇野さんと取り掛かり、あまりの膨大さに頭を抱えた地球環境・気候変動問題。ぎっちり濃縮した図解をぜひご一読ください🌍
子どもの頃はバックミンスター・フラーの「宇宙船地球号」では地球の資源問題をSFのように考えていたのに、大人になった今では生活と地続きで地球環境問題があるなと痛感します。
個人や一国でできることに限りがあり、複雑で成果が見えにくい。「科学による世界を巻き込んだ工業的進化を通じて、人類すべてが成功することもできるだろう」というフラーの一節はすごく重かったんだな…と感じました。
また、今回お話を聞いた東レ・野中さんは「いち社員として、自分がいる間にはきっと解決しない巨大な課題に取り組んでいる」とのこと。どれほどの情熱があればそんな課題に向き合えるのか、と印象的でした。
COP25では「大人はすぐ未来、若者というけど、課題を若者に任せているだけじゃないか」というグレタさんの言葉もあったなか、「若者」に任せきりにせず、遠い未来のために投資し開発を続ける東レの凄さを感じました。イギリスでCOP26が始まりました。気候変動問題は世界各国の政治・経済から人々の暮らしまでが複雑に絡み合っていて難しい。これまでCOPやIPCCをはじめとする国際社会がどのようにイシューを定め、合意を形成してきたのかをインフォグラフィックで解説します。
2015年のパリ協定で掲げられた1.5℃目標には、世界各国が掲げる温室効果ガス削減目標を達成するだけでは届かない。技術的なイノベーションや脱炭素に向けた新たなアプローチを足し合わせてやっと実現が見えてきます。
困難であることは間違いありませんが、すでに様々な基礎研究や技術開発が始まっています。Innovation by Chemistry を掲げる素材メーカーの東レでも、CO2分離膜や再生可能エネルギーによる水素製造など、地球環境問題の新しいソリューションとなりうる先端材料の実証実験が進行中。
これから全6回の連載で、次世代循環型社会の素になるかもしれない東レの取り組みを取り上げていきます。政府や政治の主導や指導を待っていては間に合わない。民間(法人と個人)がRadicalといって良いぐらいの行動力で勝手に動く方が速い。訳あって好きなTORAYがRadical and Rapid Actionの先頭ランナーでいてくれたら嬉しい