斎藤佑樹が現役引退 日本ハムが発表「ファンの方々、本当にありがとうございました」
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肩・肘は限界だったと思います。ドラフト1位として毎年プレッシャーと闘う日々でもありました。いまはただ、お疲れ様と言いたいです。
甲子園では、田中マー君擁する駒大苫小牧との延長・再試合の激闘が語草ですが、この大会で斎藤投手が投げた球数「948球」は、一大会における記録としては史上最多球数とのこと。後に球数制限や休養日を設ける布石になったと思います。
甲子園優勝の前年、私はたまたま明治神宮大会・高校の部の早実VS駒大苫小牧を神宮球場で観戦していました。途中から登板した田中投手のスライダーのキレが凄すぎて、早実打者の打球がほとんど前に飛ばなかったことが強い記憶として残っていますが、序盤は早実がリード、それを支えていたのが斎藤投手の好投でした。体は決して大きくないものの「イイ投手だなぁ」と思わせる投球術もありました。そこから1年の成長はものすごいものがありました。
甲子園・六大学といったアマチュア野球界では、間違いなく「記憶に残る投手」です。注目されて比較されて批判されて大変なプロ野球人生だったと思います。まずはお疲れ様と言いたい。
高校時代は150km近い速球を投げ込んでいたのに(西東京大会決勝の日大三高との激戦の時の球は今でも記憶にあります。)、プロに入ってからは球速が140km前後と大学時代からのフォーム変更で勢いがなくなった気がします。
今の軸足を真っ直ぐにして投げ込むフォームよりも、高校時代のように軸足に力を溜め込んで投げるフォームの方が良かった気がします。(個人的な感想です。)1年目6勝して防御率も2点台、2年目も5勝してそれなりの活躍をしましたが、その後は故障に悩まされました。
ドラフト1位でも1勝もできずに球界を去る人も多いですが、斎藤投手の場合はアイドル的な人気とのギャップがあってご本人も大きなプレッシャーがあったと思います。
まだ33才ですから、これから何でもできます。
解説者としては各社争奪戦になるでしょうが、野球の枠にとらわれず人生を楽しんでください。