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親ガチャ、反出生主義…若者たちは「人生のネタバレ」に絶望している

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  • M&Aアドバイザー

    「親ガチャ」に関して。
    私たちはこの現実を真摯に受け止め、若い人たちに対して「人生は自分自身でいくらでも切り開くことができる」ことを伝え続けなければいけないと思います。

    この記事にある
    “「自分の努力ではどうすることもできない」「もっといえば、努力できるか否かすら才能である」”
    という内容はある程度信憑性があると私は感じています。しかしもう一歩突っ込んで考えて、「努力とは何であるか?」に関する具体的な議論がなされていない中でこのように断じるのは少し違うという考えです。

    私は「努力は必ず報われる」という言葉が嫌いです。なぜなら、「世の中には間違った努力がある」ことが考慮されていないからです。

    「努力」とは、自分の目標に向かって、合理的な方法で行われた場合にのみ報われる“可能性が高まり”ます。報われるとは限りません。メジャーリーガーのダルビッシュ有投手も「間違った努力はすぐに自分を裏切る」ことをTwitterに投稿しています。にもかかわらず、メディアの煽りもあって、世の中にいまだに蔓延しているのは前時代的な根性論だったりします。

    根性論を否定するわけではありません。重要なのは、「心底好きなことをやっているか?」ということです。

    私たちロスジェネ世代を含め、もっと上の世代は「好きなことをやる」ことは悪である、と教えられてきました。

    しかし、自分の好きなことをやっている人は、そうでない人よりもリスクを背負っていることも理解する必要があります。前述したように、妬みの目で見られ、結果が出なければ見向きもされないからです。

    ですから、私たちは、もっと「心底好きなことをやる」ことに対して肯定的にならなければいけないのです。なぜなら、「好きなことをしている」時こそ、本当の努力が続けられるのであり、リスクテイクの姿勢を貫いて、結果を出せるメンタリティにつながるからです。

    人生は、自分の好きなことを見つけ、好きなことをやり続けることで切り開くことができる、というのが私の主張です。おそらく、「親ガチャ」という言葉の背景には「自分の好きなことを見つけられない」ことに対する失望も含まれているのでしょう。だから、若者の親世代である私たちは、自分の好きなことを見つけることの重要さを伝え、その支援をしなければいけないのだと思います。


注目のコメント

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    福岡女子商業高等学校 校長

    まず親ガチャという発想が悲しいものに聞こえます。
    自己責任が蔓延する世の中、そして能力の測り方が画一的な社会では確かにそういった側面はあるのかもしれません。

    幸せな社会を頭の中で描くときに、自分の周りだけが明るくて、周囲が暗い状況であれば幸せを感じられないのが人間であると思います。
    学校でもヤングケアラーを筆頭に、社会的な助けが届かない子どもたちも多くいます。ソーシャルワーカーの増員と今の社会を見つめ直した法整備が必要かと思います。
    また、我々の生きる世界は競馬のようにただ「速さ」のような画一的な能力を競い合う社会ではないはずです。人生は様々な特性や環境を生かし、人と助け合いながら構築していくべきものであるはずです。
    昭和のスゴロク人生と言われるような一度外れると戻ってこれない社会の先に幸せがあるとは思えません。
    努力できることも遺伝という話もありましたが、学校では夢中になれるものを見つけられる環境を構築したいと思っています。


  • (株)Innovation Power 代表取締役社長

    ある時期までは勉強すること(いい大学にいくこと)は階層移動の機能を持っていましたが、最近では完全にこういった捉え方はされていないですよね。さらに偏差値偏重の教育のあり方に対する批判から、本当の意味でなんのために勉強しているのかわからなくなっているのが現状のように思います。
    この背景にある理由はいろいろなものが考えられますが、個人的にはSNSによってこれまでなんとなく社会階層ごとに分けられていた文化やコミュニティがインターネット上で混じり合ってしまったことが1つあげられるように思います。
    きらびやかな生活をしているインフルエンサーに憧れれば憧れるほど虚無感が襲うような感覚とでも言えばいいのでしょうか。同じ時代・同じ土地に生きているのにここまで自分と違うのはなぜかということを嫌でも思わざるを得ないのだろうと思います。
    そこから抜け出す方法がこれまでは受験勉強だったわけですが、いまはビジネスの世界での一発逆転に変化しているように感じます。起業まではいかずとも、例えば「プログラミングを学んで高収入を得よう!」といったスクールが乱立しているのは、そういった背景があると考えています。


  • スタヴァンゲル大学 教授

    こういう現実があることを踏まえたうえで日本人は社会をどうしたいの?というのがはっきりしないところがもどかしいです。もう何度も言っているので、繰り返しですみません。

    私はノルウェーに住んでいますが、かなり平等主義で、ここでいう親ガチャの影響をできるだけ少なくしよう、という社会です。親の影響がないとは言えませんが、機会はかなり平等ですし、色々な幸せの形を許容していると感じます。その前に住んでいたアメリカは、格差をある程度受け入れて、それを発展の原動力にしている感じです。今は格差が固定がされてきて、社会的な分断を生んでいますが。

    日本は、政策もちぐはぐで、方向性が見えません。新しいリーダーに期待したいところですが、どうなるでしょうか。


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