「内臓脂肪ケア」の先駆者、花王が生み出す生活習慣に寄り添うイノベーションとは
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スーパーやドラッグストア、コンビニなど至る所でみかける花王製品。
生活者に寄り添いながら研究開発されてきた家庭用品や化粧品の印象が強いと思いますが、
実はヘルスケア食品の研究開発でもパイオニア的存在なのです。
東京都墨田区にある花王のすみだ事業場にあるヘルスケアリサーチセンターを訪れ、花王の栄養代謝研究に関する最先端の設備など見学しました。
内臓脂肪を減らすお茶やコーヒーなど、私たちが口にする機能性表示食品は、手に届くまで実に多くの方々の研究開発がされているのだという舞台裏。
中でもヘルス&ウェルネス研究所の研究員たちが複数の茶葉をテイスティングしている様子からは「おいしく味わうことで毎日習慣化できるように」という想いが伝わってきました。
こうした研究開発のベースになっているのは「マトリックス運営」と言われる花王ならではの文化。
組織の枠、技術の領域を超えて知恵を結集し、相互に意見を交わしながらどのようにゴールに向かって行くのか? 社会課題解決への花王ならではのアプローチなど関係者の皆様に伺いました。
こちらと併せてぜひご一読ください。
https://newspicks.com/news/6192435今となっては誰もが知っている「茶カテキン」製品ですが、事業化スタート当初はたった4人のチームから、というのは驚きです。また「毎日継続した方が有効性が発現するから毎日飲める製品にする」という軸をブラさず、実際に商品化まで立ち上げていくのは、現実的にかなり難易度が高いのではと想像しました。「商品開発研究」と「基盤技術研究」の共創の好例として学びになります。
商品を出すことがゴールではなく、生活者が習慣化でき、一人でも多くの人が健康であり続けるためにどうすればよいか。このような考え方が花王ウェイという企業理念に紐付いているとのことで、花王製品が長い間私達の生活に欠かせない理由であると思いました。
またこういった生活者に寄り添う研究開発を行うために、組織として「マトリックス運営」をしているとのこと。大企業だと事業部ごとに縦割りになってしまい横の連携が希薄になりがちですが、このような組織運営をすることで様々な部署のプロが意見を出し合える環境になるようです。大変興味深い記事でした。