Armの中国合弁企業がArmからの独立を宣言、一部ライセンスや中国市場の顧客をそのまま横取り
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注目のコメント
規模が大きいのとグローバルなスケールなので大きな話題になりますが、中国ビジネスとしては「当然起こりうる」ことで、予見ができたケースのはずです。
物理的な印鑑を握っているだけで有利だなんていうのは、笑い話のようだだけどよくあることで、典型的な「やったもん勝ち」のケースです。
通常このような場合、司法の力を借りれば和解も含めて解決が可能なのですが、中国の場合は政府が必ずしも中立に振舞わないので、厄介です。
このようなことを書くと、また「中国への偏見とか誤解」だと反論する方もいらっしゃるかもしれませんが、少なくとも中国の司法が迅速に「法に基づいて解決に乗り出す」べきなのです。
「アメリカもやっているではないか」なんていう幼稚な反論も想定されますが、グローバルビジネスの秩序を考えれば、ここは真剣に対応すべきです。
またこのケースだけをもとに、投資したソフトバンク側を責めるのは酷な話です。
しかしこのようなことが起こらないようにするためには、投資側のリスク管理能力を高めるしかないのも事実です。中国とはできることならビジネスしたくないと思っている企業は多いはずだが、やはりその市場は魅力的。
つまり中国にとって消費力が最大の武器。
その消費力が削られていく少子化は看過できないため、営利目的の塾禁止や、国民皆中流化など色々と手を打っている。
規制による弊害と規制による少子化対策のどちらのが上回っていくか注目です。