防衛省、宇宙作戦隊増強へ 鹿児島に電子戦部隊新設も
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もともと100人単位の部隊にする予定なので、宇宙作戦隊が増強されるのは既定路線。今のところは監視任務が中心だが、米中などは既に対宇宙戦(Counterspace)能力を高めている。日本もこうした能力についての議論が必要になるだろう。
日本の人工衛星への妨害監視とは、主には人工衛星への通信妨害の監視であろう。
ある衛星が使っているのと同じ周波数の電波を同時に発射して電波干渉を起こし、衛星の電波を地上で受信できない、もしくは地上からの電波を衛星が受信できないということを引き起こす。静止衛星ではすでに実際の妨害を受けるケースが問題となっており、総務省も不正電波の監視を行っている。ただ、海外からの妨害や安全保障が絡むケースなど、総務省だけで対応できない事例もあり防衛省の部隊増強につながったと思われる。