女性の成長環境がある企業ランキング!2位グーグル、1位は?
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『「女性だからといって区別されることはない」といった声に象徴されるように、女性たちが本当に求めているのは、女性活躍をお膳立てする目的だけの制度ではないことがわかります。彼女たちが評価するのは、男女関係なく挑戦・活躍でき、公正にキャリアアップの機会が与えられる企業風土と言えるでしょう。』
まさにこの通りなのですが、おそらくこういった言葉さえも、男性社会の中に身を置き、その荒波の中で揉まれてきた一部の女性社員が、ある意味“言わされている”言葉なのかもしれません。
まだまだ本来の意味の女性活躍が道半ばであることを考えると、「お膳立てされてでもまずはキャリアアップしたい」「家庭との両立支援の制度はあればあるほど良い」というのが本音なのではないでしょうか。育児休暇取得、評価、仕事の振り方などに関しては、当たり前のことになっているべきであり、上位企業においてもこの点が評価軸となっていることが日本が後進国であることを物語っていると思います。
アメリカでも、まだまだガラスの天井がある状況です。
日本では、「女性の自己肯定感が低いのが女性躍進を妨げているのではないか」などとも言われていますが、女性の自己肯定感が課題なのではなく、以下の記事にも記載されている通り、セクハラやパワハラなどが言われる中、社内でスポンサーを得にくい状況となっていることが大きな要因のひとつではないかと思います。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/woman/2021/05/post-536_1.php
>育児休暇は取るのが当たり前の雰囲気になっており、非常に取得しやすい。時短勤務も可能。女性だからといって評価を下げられる、仕事を与えられないといったことは一切なく・・新卒でP&Gに就職したわたしとしてはうれしいことです。P&Gで女性が活躍できる理由の一つに、終身雇用でないことがあると思います。アメリカでも中途採用はせず、新卒で入った人が長く働く会社ですが、楽してずっといられるわけではありません。とても厳しい期待と評価にこたえて必死で走っている人たちだけが生き残れる会社です。厳しいいい会社なので、P&Gをやめて外で活躍することも可能です。そういう選択をする人も多いです。
辞める人がいるとポジションが空き、若い人にも女性にもチャンスがたくさんめぐってきます。
日本企業で女性が活躍できない理由のひとつは、男性が全員いつまでもいる(いられる)ことではないかと思います。あんなにたくさん男性がいて、誰もやめないので、優秀な女性や若者が入り込む場所がないですよね。とてももったいないことです。