「上が決めたことだから」では、もう部下は付いてこない理由
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上が決めたことというセリフは誰もが黙り反論も起きずいう側と言われる側もある意味ラク。考えず議論しなくて良いからだ。
一方その楽した分の反作用は大きく、説明しない考えない文化が醸成され、役員から店長まで、上が決めたこととろくすぽ説明しなくなる。
上意下達の文化は統制とりやすいが考える力をもつメンバーが離れていく。長期的には組織力を下げる短期的な統制と長期的な組織力、諸刃の刃。方針を変えなければいけない時、幹部にはよくよく理由を説明するし
部下に伝えるときも同じように理由も説明するよう何度も言います。
上がりそうな質問や不満も先に幹部で洗い出し、それに対する私たちの見解はこう、という答えを出しておきます。
組織になれてない、という意見もあるかもしれませんが
重要な変更に関しては社員100人とオンラインを繋いで直接説明することもあります。
アイディアを形にする、実行してくれるのはスタッフの一人一人なので
言われたからやるのと、なぜやる必要があるのか理解してやるのとではパフォーマンスが変わります。組織人である以上、「上が決めたこと」に従わないというわけにはいきません。要はその従い方が自身の価値を決めます。
中間管理職であれば「なぜそれに従うのか」「具体的には自部署としてどのように実行すべきなのか」を明快に部下に説明しなければなりません。「上が決めたことだから」は禁句中の禁句でしょう。
また、「上が決めたこと」が本当に大きな問題を含んでいると思うなら、納得するまでしっかりと話を聞く姿勢も必要。10回のうち9回は従うとしても、1回は決定を覆すぐらいの気概がほしいですね。心ある上司ならそれを望んでいるはずです。
それで切られるような会社なら辞めてしまいましょう。