大手小売も注目の10Xが15億円調達、生鮮食品や日用品を“ネットで買える体験”当たり前に
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既存投資家であるDCM, ANRIより総額15億円をご支援いただきました。
まだまだ日本の大手チェーン小売のEC化はその比率も低く、これからの市場ですので、しっかりと食品小売全体のデジタル化の課題に向き合っていくべく、サプライチェーンの構築なども含めて投資を進めていく所存です。
実際アメリカではShopifyのようなシステム中心のアセットライトのプレーヤーの競合として、物流などのハードアセット自体にも投資して、サービスとして提供するプレーヤーも増えてきており、日本でも(メリハリはつけますが)プラットフォーマーとして同様の重要なハードアセットへの投資の取り組みは必須と感じています。イトーヨーカ堂やライフなど大手小売チェーンのEC立ち上げをサポートしている10Xが15億円を調達。現在は特にスーパーやドラッグストアに焦点を当てて、ネットスーパーやECアプリ・事業の立ち上げを全面的にサポート。すでに90社以上から引き合いを受けていて、来年にかけてパートナー(顧客)企業の数は数倍になる見込みだそう。
日本の食品・日用品EC化率はアメリカやイギリスと比べてまだまだ低く、その反面成長できる余地も大きそうなので、今後の動向も気になるところ。ネットスーパーはテック活用による”自社+協業”でのサービスが当たり前にあり、サードパーティとの外部連携による更なる利用上乗せを図る時期にきている。
レシピサービスのクックパッドやクラシル、買い物代行サービスのtwidyなど
>コロナ禍でネットスーパー激変! 「小売りDX」
(日経クロストレンド 4/14)
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00190/00108/