河野氏「ワクチン交渉に日本の手続き煩雑」 調達遅れ要因と懸念
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世界標準からあえて外れた独自基準を設定した意図はなんなのか。
基準を作ること自体が目的になってしまってそうですね。
例えば本来の目的は、品質の担保されたワクチンをスムーズに、できるだけ多量を頻繁に調達すること、といった感じではないのか?
そう考えれば過度な品質担保や日本語ラベルなどの話は出てこないのではないかと思いました。
注目のコメント
厚労省、誰のために何を守っているのか不明。。
「モデルナ側から「世界各国は7カ月の保存期間だが日本だけ6カ月。他国に要求されない日本向けの試験も求められている」と不満を伝えられていると説明。ラベルが異なるため、他国向けに用意したワクチンの余剰分を日本に回すことも難しい状況だと指摘し、日本独自の基準や手続きが調達遅れの要因になりかねないとの懸念を示した。」>河野氏は「一事が万事、有事の対応になっていない。コロナ禍が落ち着いたら、非常時と平時とで政府の権限を切り分けることも考えないといけない」と語った。
その通り。
一度決めたルールをなかなか変えられないというのは、日本の悪い癖です。
ルールには必ず『低減したいリスク』が裏にあるので、そのリスクと、ルールが存在することによって発生するリスクを天秤にかけて、特に有事の際にはルールの例外的取り扱いをするといったことが必要。
しかし手段が目的化しやすい日本では、ひたすらにルールを守ることが美徳となってしまう。
分科会に参加している専門家などは、こういったルールについても有事対応すべきと指摘するべきだったのでは。
こういう分野こそ専門家としての本領発揮すべき部分。
ワクチンが潤沢に、かつ、早く出回れば今のような状況にならなかったのだから。日本が世界標準から外れて独自の優位性を築けているならまだしも、ほとんど常にあらゆることがその逆で世界標準から遅れ、ガラパゴス化し取り残される運命。ため息と落胆と失望。