プラ新法スタート。コロナ対策に欠かせない、リサイクルしやすいプラスチック
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去年の春~夏を思い返すと、今は随分と意識が変わったものだなと感じます。
私たちはいろいろな側面でコロナ対策された新たな日常を生きていて、「生き抜く」強さを日々身につけていっているような気がします。
そうした私たちの意識変容の背景にあるのは、三菱ケミカルのような企業が行っている、新型コロナウイルス対策の数々。
医療現場での抗ウイルス加工した白衣やシーツ、カーテン。
冷水にも温水にも溶けるランドリーバッグ。
フェイスシールドやアクリル樹脂パーテーション。
今ではすっかり「当たり前」のようになっているものの、それがどれだけスケールの大きい化学によって叶えられているのか?ということ、そして日本を代表する化学メーカーの圧倒的な総合力、社会貢献への矜持というものを感じた取材でした。
シリーズ連載、2回目。ぜひ、ご一読ください。“ハイセロンは水に溶けるプラスチックフィルムで、洗濯糊にも使用されるPVA(ポリビニルアルコール)という樹脂が原料。身近なところではボール型の洗濯洗剤。この包装材に使われているのがPVAで、強度や伸度に優れ、冷水にも温水にも溶けるのが特徴だ。
新型コロナウイルスの感染が広がるなか、医療機関の洗濯を担当する業者の中には、感染を心配して受け取りを拒否するところもあったという。
そこで三菱ケミカルはハイセロンでランドリーバッグを作った。これなら中の洗濯物に触れることなく、袋のまま洗濯機に投入できるので安心だ。”
ジェルボール型洗剤表面のフィルムと同素材の応用
用いたのは側鎖に親水性のEO鎖を有するPVA、生分解性あり
https://www.gohsenol.com/doc/spcl/spcl_01/spcl_11.shtml
機能性素材を活かした社会課題の解決策で素晴らしいですね。反社防止機能についてはさらりと触れられていますが、同社のモスマイトという高機能フィルムによって、アクリルはさらに透明度を増し、コロナ禍で多くの企業や収録現場等にパーティションとして採用されていると聞きます。
SDGs等の認知拡大も後押しして、消費者が今まで以上に素材に注目するようになっている中、裾野の広い総合化学メーカーの多様な技術が、社会の様々なシーンで活用されているのを発信し続けることで、同社の掲げる「化学の力で地球を救う」というミッションが確実に根付いていくのでしょうね。