【鹿毛康司】データ分析よりも大切な「マーケティングの本質」
NewsPicks編集部
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先日とある百貨店に手土産品を買いに行った時、外は快晴なのに買い物袋にビニール袋をかけてくれたことがありました。
「雨降ってないですよ?」と自分が聞いたら、
「今日の夕方からゲリラ豪雨なんです。夕方に先様に持っていかれると伺いましたので」と言われました。
一瞬でこのお店のファンになりました。
心を掴むって、こういう事なんだと思います。
注目のコメント
企画を考えるにあたり、既存のデータからでは二番煎じ・三番煎じの内容しか生み出せず、変化の激しい時代ではあっという間に淘汰されてしまう。
一方で、先行事例や分かりやすいマーケットが存在している企画でないと、なかなかGOが出ない…。
こうしたジレンマを感じたことは誰しもあるのではないでしょうか。
データ分析だけでは導き出せない、「心」を使ってマーケティングした企画を、鹿毛さんはどう実現してきたのか。ヒリヒリするようなご経験談も交えて伺いました。
後編も、全ビジネスパーソン必読の内容です!確かに、考えてみればブランドの価値だって合理的に決まっているわけではない(PLやBSから計算しようとしている人はいますが)。エビデンスがある=誰にでもできる=差別化にならない、ということなのでエビデンスのない企画をどう実行できるか。鹿毛さんのご指摘の通り、上司の反対は企画の質を高め、成功の確率を上げるチャンスだと思います。
マーケティングはヒット曲をうみだすプロセスと似ているかもしれません。データ分析をベースに作曲や作詞をしているわけではない。心の奥にあるものを吐露することによって、共感が生まれます。
マーケットインかプロダクトアウトか、という議論はありますが、両方の視点を持つことが大切ですね。