大企業からスタートアップへ転職する場合のリスクについて
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ちょっと前に書いたnoteがNewsPicksでpickされてたのか。雑に書き殴ったけど割と言いたいことはまとまってるかもな。
自分も自分の会社もまだまだだけど、スタートアップコミュニティにとっていいことだと思ってるのは所謂ハイキャリア層の選択肢にスタートアップ転職(起業ではない)がしっかり入ってきたことです。やはりいい人が入ってこないと事業は進まないので硬直化した組織でいい人を使って搾取してたのではダメでスタートアップがその受け皿にならないといけません。そのためには給与もちゃんと用意しなきゃだし、環境を整える必要がありますよね。
注目のコメント
「社会人向けインターンシップ」がコロナ禍で注目される理由とは
https://newspicks.com/news/6237832
など、いくつかの記事でコメントしましたが、興味があるならスタートアップへのインターンシップ制度を採用している企業もあるので体験してみると良いかもしれません。
Panasonicの大西さんがインターンで派遣されたスタートアップ、チカクはたまたま私が技術アドバイザをしていたこともあって結構密にディスカッションをしました。
その時おっしゃっていたのは「大企業では大きな仕事のほんの1つのピースしか見ないが、スタートアップだとお金から仕入れからカスタマーサポートまで全部見なくてはいけないので見える景色が全然違う」ということでした。
Challenger - 大西 正朗さん
https://loandeal.jp/case/8284私自身、大企業内組織人からスタートアップの経営者という立場になって3つの大きな意識変化がありました。
1)お金=運転資金の概念。日々、人件費として消えていく
2)人材採用というリスク。実績・実力ないうちは評価できない
3)給料や休日の概念。食い扶持を得る為、やることは尽きない
この3つの視点で見られること・見ることが、耐えられない・理解できないのであれば、スタートアップで働くことは難しいかもしれません。noteでも出てきますが、「カオスを楽しめるかどうか」という根底に流れる血も重要に思います。
■Tips
・会社がうまくいかないリスク「あり」=逆に自分の働き次第というダイナミズム
・キャリア観点でのリスク「ない」
・お金のリスク「どっちも」(自分次第でダウンからアップへ)
・大企業での組織マネジメント経験は、社員数が増えた時に活きる
・大企業での「押さえるべき人の勘所経験」も活きる
・自分で契約書の詳細を詰め、締結する(スタートアップ)
・ドラを買え(良いことがあった時に皆で祝える)リスク=不確実性。なぜ不確実かというと、人によってどういうことが得意か不得意かが違うから。
記事のように、思われているほどリスクはないよ、というのは共感する。一方で、合う合わないはある。それは大企業もスタートアップもどちらもだし、どちらにおいても色々なフェーズや色々な会社ある。