【全軌跡】僕らは「エンジニアなし」でここまで成長した
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昨年あたりノーコード界隈が大きな注目を集めましたが、まだ事例は社内の効率化、ウェブ制作の「便利なツール」みたいなところが多いのではないでしょうか。
そこで特集第1回は5月の記事(https://newspicks.com/news/5818727)が大きな反応を呼んだBokksuのダニー・タンさんに売上20億円までのテクノロジー構築の全プロセスを語ってもらいました。
エンジニアの採用が難しいなか、どこまで自分でウェブサービスを構築できるのか、さらにそこに必要な考え方やスキル、そしてノーコードが限界に達して、次のエンジニアリングが必要なタイミング、まで貴重な証言となっています。
ツール自体の話ももちろん面白いですが、やはり大きなビジョンを持った上で、成長のため限られたリソースをどう配分していくのか、テクノロジーの重要性を一番理解しながら、絶妙な差配をしている経営手法がとても印象に残りました。ノーコードでサービスを作ったというと少し誤解を招きそうだと思いました。
ShopifyとReChargeという既存の2つのサービスを組み合わせて、サブスクEC事業を成功させたというお話です。
日本でも、EC機能を提供するBASEやSTORESなどのサービスが出てきており、自社での開発を行わずに安価にECが開始できる環境はあります。
さらに20年以上前から存在する楽天市場もノーコードでECを始められるので、特段新しい話ではないですよね。ノーコードを使うためには、何をどうしたいのかという具体的な目標設定が必要ですね。世の中には、優れたノーコードの部品がある。目標が明確な場合には、部品の組み合わせが明確に見えてきます。曖昧だとうまくいかない。
Bokksuの強みは、ノーコードの活用もあるでしょうが、労力を惜しまない仕入れネットワークの構築。これは一朝一夕にはできません。次の目標は、「本物の日本文化」をオンラインで伝える存在になること。日本人でも知らない日本の良さを世界にアピールしてくれようとしています。成長が楽しみです。