学部生の「学生職員」が大学経営に関与!上智大の狙い
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小野坂先生のご指摘通り、欧州では各国が大学運営への学生参加について定めていて、積極的に行われています。もちろん国による温度差はありますが。
日本では、学生が大学運営の意思決定に関わる仕組みはかなり少ないです。が、全くなかったわけではないです。立命館大の全学協議会などはかなり前からある事例かと。
ただ、欧州は比較的大学の同質性が高いですが(国立・州立大メインだから)、日本は国公私立とさまざま、各大学に期待されてる役割もかなりバラバラです。
あと、学生の参加によって教職員側の労力は増えるでしょうし、一律に制度として整えたところで学生が積極的に参加するかもわかりませんよね。
大学の役割や機能、キャパに応じた、多様なあり方の学生参加が模索されるべきでしょうね。大学にとって学生は大切なステークホルダー。ノルウェーの大学ではすべてのレベルでのボード(役員会?)で学生の代表が参加し、組織の意思決定に関与しています。参加する学生はかなり活発に意見を出し、学生目線の貴重な視点を提供してくれます。ちなみに、教授会には博士課程の学生も参加します。ダイバーシティやインクルージョンとは、こうやって色々な立場からの視点を意欲的に取り入れることですね。
他の大学でもなされている話なのかもしれませんが,興味深い試みです.千葉先生が言及しているように,様々な大学でいろいろな方法で模索されるとよいかと思います.留学生を入れて国際化の推進に関与してもらう,インターンとして入ってもらい将来の職員を育てる,愛校心を持った卒業生を増やすなどなど…