東南アジア、ECが急速に普及--オンライン決済に不安も
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良いまとめ記事。まずは、東南アジアでのネット接続デバイスの普及拡大。そして、ASEAN諸国中心にECは自然と広がっていく。決済は、やはりcash on deliveryがまだ信頼度が高く、他が使われるようになってくるのはもう少し先でしょう。途上・新興国ECあるある。ドローンが出てきたらインフラも関係なくなる。期待!
『東南アジアのeコマース市場が盛り上がる! 改めて現状と今後を考えてみる』
http://eedu.jp/blog/2014/02/24/south-east-asia-ecommerce-future/ベトナムでVCをやってさらに数社へ投資した経験から。ベトナムの場合における課題はいくつかありますがインフラ面は三の次です。
一つ目はマーチャンダイジング。そもそも安くて良いものを生産する力が弱い一方で(ベトナムで生産してるのにベトナムで販売しないブランドも多数)、輸入するハードルが非常に高いため国の中に消費意欲を喚起する商品バラエティーが少ないです。他のASEANに比べても顕著。
二つ目は、ECサイトの掲載内容の信頼度の低さに起因するリアル店舗にすぐいっちゃう癖。ニセモノや欠陥品なのではないかという不信感からネットで見てリアル店舗に出向いちゃうためネット購入じゃなくなる。 基本的に多くのネット利用者はハノイとホーチミン。どちらも非常に狭い都市なので、みんな仕事帰りにバイクでフラッと立ち寄れちゃう。
三つ目は、サイト上に記載されている在庫数が不正確で、在庫があるかすぐ電話で確認しちゃうため、ネットでの注文ではなく電話注文になっちゃう。出前ですね。。
ただ、ECサイトが直接影響したリアル店舗購入も含めた経済規模は既にかなり大きいはずです。実はO2Oがおもいっきり成り立っているベトナム。そこのマネタイズ化と、商品在庫の管理力アップで爆発的成長もあると思ってます。
一つだけ確信をもって言えるのは東南アジアのECは日本の常識で決めてはならない、極めてローカル要素が高い分野です。シンガポールで、生活用品とか、洋服とか、ECほとんどなかったけどな〜。Amazonシンガポールだって、なかった。物流システムがまだまだなんだよね。化粧品をECで買ってみたら、制服も着てない隣のおじさんみたいな人が紙袋(しかも閉じてない。普通に商品が突っ込んである)持って来たもん。