【超解説】なぜ今、ゲイツとバフェットは「原発」を作るのか
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溶融塩冷却炉についてはこちら.
https://newspicks.com/news/2157758?ref=user_2112738
ほかにも,日本原子力研究開発機構が進める高温ガス炉などがある.
https://newspicks.com/news/5807587?ref=user_2112738
日本は福島第一原発事故を受けて原子力を避けるのではなく,その経験から安全な原子炉研究に力を入れ,世界に貢献すべきです.そういう方向に向かわないのが残念でならない.
今後,大型集中電源から分散化、地産地消が進む中で,原発も小型モジュール化されていくことになります.現在の原子力発電施設は大型で複雑,発展途上です.今後,小型化,モジュール化されていくでしょう.
例えば,町単位,さらにはマンション数棟あるいは数百から数千世帯だけに電力を供給する超小型原子力発電装置も開発されていくと考えます.
ちなみに,リスクについてですが,人間は火を使い始めて数十万年経ちましたが,未だに火事が起きて人が死ぬこともあります.原子力も使用を始めて数万年経っても頻度は少ないものの相変わらず事故は起きているでしょう.それと並んで,放射線に関する研究,技術も進むでしょう.
核変換技術にも期待します.
ビル・ゲイツのような影響力と資金を持った人に期待大です.気候変動対策の旗振り役といえばビル・ゲイツですが、彼はこの問題の一つの解決策が原子力だと考えています。ですが、あくまで既存の原発ではなく「次世代」のものです。
曰く、これまでの原発は巨大で複雑、そしてコストも高すぎた。設計はマンパワーに頼りすぎ、ミスが出ない前提で作られていた点も問題視しています。そこでゲイツは、2005年に原子力ベンチャーの創業を支援し、以後ずっと深く関わり続けています。
そして先週、その第1号が発表されました。「ナトリウム」と名付けられた原発で、その名の通り冷却にナトリウムを使います。
一体これはどんな原発なのか。そして原子力の世界で今起きているイノベーションとは。最先端企業の独占取材も含め、お届けします。ぜひご一読ください。子どもの頃、原子力発電は環境負荷の少ないクリーンエネルギーだと教わりました。
しかし、福島の原発事故で、リスクを制御できない場合の代償の大きさを実感しました。
世界的に脱炭素の重要性が高まる中で、改めて原子力発電に着目し、安全性を高めて、再度普及を目指すという動きは理解できます。ただし、長期的な安全性の担保ができない限りは、安易に飛びつくことができるものでもないです。
あつものに懲りて膾を吹くべきではないのですが、長期的に人命や環境を脅かしうるので、しっかり科学的に安全性の裏付けのある挑戦を希望します。