これ以上「基礎」研究を軽視すると日本の科学は「ネタ切れ」に 名だたる研究者たちはなぜ「『基礎』研究の重視」を切に訴えるか
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注目のコメント
実際に研究を生業にしている私たちも、どこまでが基礎でどこからが応用なのかの明確な線引きは不明ですが、すごく大雑把に言うと、「生み出したものが、直接的に、金銭的価値に直結かどうか」が分かれ目な気がします。
会社をイメージしてもらえば分かりやすいですが、ある営業部の売上が良いからといって、会社の資金と人材の全てをその営業部に全て注ぎ込んだとしたら、数ヶ月後、数年後にどうなるかは自明です。
目先の利益を追いかけすぎず長期的な戦略を持つことと、全体を俯瞰して最適なバランスを維持することは、何を生み出す組織であっても共通するイシューであるように思います。「「基礎=簡単」は思い込み」
ほかにも
「応用=学問じゃない」は思い込み
というのも主張したいです。明確な応用が見えているからこそそこに新たな学術的課題が見えて来ることもあります。科学でもお料理でもネタ、という視点だけなら、新鮮でありさえすれば、よそで下ごしらえしたものを使っても良いし、下ごしらえ先に修行にいっても良いですねぇ 両方とも、自分でやるよりずっとお安く、速く、質もかなりいいのだってできますねぇ (例: 過去30年の中国や冷凍食品) ビジネスで言えば、水平分業ってやつですよねぇ それではダメなんでしょうか? もしダメなら、なぜダメなんでしょうか ?
この記事もそうですが、そこをしっかりまず (繰り返し) 議論・共有しない事が、科学者の方々のご意見が政治家・官僚の方々にピンとこない理由なのではないのですか? (あ、こういう時に、「しらんけど、」って言うんですよね、しらんけど)
え、そんなの当たり前? ホントにそうですか? 普段科学研究でやられてるように、問うてみてはいかがでしょう?
ハイ、「なぜ」5回どーぞ (皆さんもご一緒に、ヨロシケレバ)